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全裸、下ネタ、革靴ビール…いまだ存在する「アルハラ飲み会」

ビジネス

 新年会シーズン。かつては横行したアルハラも、時代とともに減少しています。しかし企業が体質改善を図っても、一部の部署ではいまだにアルハラ飲み会が存在することも。

アルハラ

※画像はイメージです

 まだ20代ながらITベンチャー企業の社長を務める坂田茂さん(仮名・29歳)は、最近取引を始めた大手企業との飲み会に参加して驚いたといいます。

いつの時代? 革靴にビールを注がれ飲まされる

「一次会はカジュアルな料亭のような店。個室でしっぽり飲んだところまでは良かったんですが、ミニクラブを貸し切って行われた二次会は、絶滅したはずのアルハラ飲み会でした」

 まず、乾杯はショットのテキーラ。それが終わるとなんと「社員たちは革靴にビールを注ぎ、飲み始めた」と言います。

 会話にとことん下ネタ。「朝勃ちはするか」「夢精はどうか」「ハプニングバーで本当にハプニングは起こるのか…」など。なぜかバイアグラの錠剤を見せびらかしていた社員もいたそうです。

「ちなみに、取引先の参加者の中には女性もいました。女性はテキーラ原液ではなくショットガン(テキーラとジンジャーエールを1:1で割ったもの)で良いルールなんですが、あっという間に飲み干していました」

全裸で大名行列、陰毛に着火された男性も

 その女性も自らのハイヒールにシャンパンを注ぎ、他の男性社員に飲ませていたとか。さすがにミニクラブの店員も呆れ顔だったそうです。いよいよ全員が酔っ払ったころ、相手企業の部長の一声で男性社員が一斉に脱ぎだします。

「上裸とかパンイチとかではないんです。本当に全裸、フルチン。ビールでビショビショの革靴を頭に乗せて、大名行列さながら、列になってぐるぐると店内を練り歩くんです。貸し切りとはいえ、ほかにも店員がいる状況で、よく出禁にならないなと思いました……」

 全裸の中の一人は、なんと陰毛にライターで火を着けられたそうです。

「これは火を近付けるだけの遊びだったみたいですが、近づけすぎてちょっと焦げちゃったんです。慌てて近くのスタッフがおしぼりと氷を持ってきていましたが、火を付けられた本人は大爆笑していました」

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