20代のやる気が「昇給・昇進」だけではアップしない理由
若い人ほど直接賞賛されることで評価されたと感じる傾向に
「あなたはどういう時に『評価された』と感じますか?」という質問では、「昇給・昇進」が60.2%、「直接の感謝・賞賛」が56.8%と僅差でした。目に見えるものでなくても、「感謝・賞賛」の言葉で評価されたと感じる人が十分にいるということがわかります。
世代別に見ると、「直接の感謝賞賛」と答えた人は、20~24歳が62.4%で、35~39歳は51.2%と11.2ポイントの差がありました。若い世代ほど、直接褒められることで評価されたと感じる傾向にあります。
「あなたはどなたからの評価で『評価された』と感じますか」という質問では、「直接の感謝賞賛」と答えた人、「間接的に、評価・評判を聞いた時」と答えた人いずれも「上司から」という回答が8割を超える結果となりました。
評価されたと感じる対象は、上司が最も大きな存在なのでしょう。さらに「間接的に、評価・評判を聞いた時」同僚からは66.6%、顧客からは45.0%と差が大きく、同僚からの評価は、顧客からの評価よりもインパクトがあるということもわかりました。
会社満足度が高い人ほど目標を達成する傾向に
「現在の職場で働くことをどの程度、友人・知人におすすめしたいか」という質問で、推奨者または中立者を「会社満足度が高い」、批判者を「会社満足度が低い」としたところ、「会社満足度が高い」人は80.1%が目標を達成していることがわかります。
「低い」人は59.7%とその差は大きく開きました。会社満足度が高い人のほうが目標を達成する傾向にあることがわかります。