新卒入社して間もなく転職をめざす「第二新卒」急増中。でも厳しい現実も…
既卒者の就活は厳しい状況
【既卒者の調査時点での内定率】
2015年度:43.2%
2016年度:45.0%
2017年度:44.0%
2018年度:45.0%
既卒者の調査時点の内定率を見てみましょう。ここ数年、半数にも満たず、横ばいです。同時期の現役学生の内定率はここ数年上昇しており、8割を超えていることを考えると、既卒者の就職活動は依然厳しい状況が伺えます。
内定獲得者の満足度は高い
既卒で就職活動を行い内定を獲得した人に、今後の活動について聞いた結果を見てみましょう。
72.7%の内定獲得者が「満足したので終了する」と回答していることから、満足度は非常に高いことが伺えます。一方で「不満だが活動は終了する」が5%、「不満なので続行する」は7.4%と、内定に対して不満を感じている人は10人に1人以下となることがわかります。
現在、転職を考えている人は、こういった世の中の流れも参考にしつつ、自分のキャリアプランを考えてみてはいかがでしょうか。
<TEXT/emi.s>
【調査概要】
調査内容:「2018年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」(株式会社マイナビ)
調査期間:2018年9月13日(木)~10月1日(月)
調査方法:『マイナビ2019』会員のうち、既卒の登録者にダイレクトメールを配信し調査
調査対象:『マイナビ2019』会員のうち、既卒の登録者4万89名
有効回答数:269名(文系男子112名、理系男子51名、文系女子85名、理系女子21名)
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