会社員が平日「株式投資」にあてている時間は?兼業投資家に調査
多くの企業で副業解禁の動きがあった今年2018年は、“副業元年”ともいわれています。
会社員が本業と兼業しながら株式投資をどのように行っているのか、日本ファイナンシャルアカデミー株式会社が意識調査を行いました。
兼業投資家でいたい人が過半数
1位:兼業のまま(57%)
2位:投資で専業(32%)
3位:株で専業(11%)
会社員と兼業して株式投資を行っている会社員を対象に「投資だけで生計を立てる“専業投資家”になりたいかどうか」と質問した結果を見てみると、約半数以上が、「兼業のままが良い」と答えています。
やはり、会社員としての安定した収入を守りつつ、それを基盤に株式投資を行いたい人のほうが多いようです。しかし、株を含めた投資で専業したいという人も43%と、意外にも多い結果といえるのではないでしょうか。
兼業投資家のほうが良い理由は?
兼業投資家のほうが良い理由を聞いたところ以下の順位でした。
1位 安定した収入がほしいから
2位 本業の仕事が好きだから
3位 本業の仕事から学ぶことがあるから
■その他の意見
「組織の一員として社会に関わり続けたいから」「会社員だとさまざまな情報を得る機会があるから」など
専業投資家のほうが良いと思う理由は?
一方で、専業投資家がよい理由はこのようになりました。
1位 自由な時間を得たいから
2位 本当に自分がやりたいことに集中したいから
3位 家族の問題と両立しやすいから
■その他の意見
「通勤や上司の顔色伺いなど時間の無駄だと感じる」「配当生活への憧れ」など
どんな投資でもリスクが伴うため、失敗したときの保証がないことがネックになります。そういう意味で、兼業はバランスが良いのでしょう。また会社員を続ける理由として、安定した収入というよりも、会社員として社会生活を送ることの意義を感じている人が目立ちました。