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ミレニアル世代の「平均貯金額」は?マネー意識の高さが明らかに

コラム

ミレニアル世代の4割以上が投資に興味あり

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提供:「ミレニアル世代のお金に関する調査」(株式会社マクロミル)

 ミレニアル世代の投資・資産運用に対する興味の割合は、「とても興味がある」「まあ興味がある」と回答した人が44%と他の世代に比べて10ポイントほど多い結果に。

 実際に行っている人の割合は、X世代(39~53歳)のほうが多いですが、興味の割合はミレニアル世代のほうが高いことから、「興味はあるけどなかなか踏み出せない」という人が多いのかもしれません。

ミレニアル世代の消費は「Instagram」に影響されやすい?

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提供:「ミレニアル世代のお金に関する調査」(株式会社マクロミル)

「買い物時、SNSの情報にどのくらい影響を受けるか」という質問に対し、「かなり影響を受ける」「まあまあ影響を受ける」と回答したミレニアル世代は半数を超える50.9%。若いZ世代(15~24歳)ではさらに多く、63.6%という結果となりました。

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提供:「ミレニアル世代のお金に関する調査」(株式会社マクロミル)

「買い物時、もっとも影響を受けていると感じるSNS」はZ世代(15~24歳)ではTwitter(44.8%)、ミレニアル世代(25~38歳)ではInstagram(55.5%)、X世代(39~53歳)では同率で「Twitter」「Instagram」(29.1%)がもっとも高い割合となりました。

 ミレニアル世代は他の世代に比べると、「Instagram」からの影響が特に強い傾向にあるようです。

情報リテラシーの高さがミレニアル世代の強み

 ミレニアル世代は、他世代と比べ「投資・貯蓄」にお金を使う割合が多く、ひと月の貯蓄額も多いことからお金に対して堅実な考え方をしている人が多いようです。

 また、Instagram の情報を元に買い物をしている人が多いことから、口コミだけの情報で商品を買うのではなく、実際に商品の画像を見た上で買うという判断をしているようです。

 幼い頃からネットやスマホ、SNSに触れて育ち、情報リテラシーに優れているといわれるミレニアル世代。投資・資産運用に関する興味も高いことから、今後ネット情報を上手く使いながら資産運用に挑戦していく人が増えていくのではないでしょうか。

<TEXT/yum_ao>

【調査概要】
調査内容:「ミレニアル世代のお金に関する調査」(株式会社マクロミル)
調査対象:15~53歳男女(マクロミルモニター会員)
調査時期:2018年8月20日~2018年8月21日実施
調査方法:インターネット調査

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