私にお金を使ってくれそうだから、狙うね

「内容は、『Oは経済力がありそうだし、私にお金を使ってくれそうだから、狙うね。絶対に邪魔しないでね。美登は、S真と飲んでて』というものです。最初から邪魔をする気などなかったので、S子を応援しようとS真さんが興味を示しそうな話題を必死で考えました」

けれど、いざ2人きりの会話となるとうまく話せません。そんな美登さんに、S真さんはやさしくいろいろな話題を振ってくれたとか。でもそれはとてもぎこちなく、あまり女性慣れしているという感じではありませんでした。そんな姿に美登さんは、好感を抱きます。

「そんな私たちの様子をS子は見ていたようで、帰り道に『あの人、会社員でしょ？仲良くして、何かメリットある？お金持ってないんじゃない？』『男は、なんといっても経済力だよ～！まあ、美登がいいなら、それでいいけど』と、呆れ口調で言われました」

2人の距離も縮まりお付き合いに発展しそうな雰囲気に

S真さんはオシャレなのにリーズナブルな価格帯の飲食店をたくさん知っていて、美登さんの理想の人そのもの。公園デートや夜景を楽しみ、気を使わず等身大で接することができました。2人の距離も縮まり、そろそろお付き合いに発展しそうな雰囲気になったときのこと。