パリピ系IT企業で増え続けた「穴兄弟」。20代男性が語る、寛容すぎる社風
“パリピ社員”の中でモテる男とは?
むしろ下戸の人にもチャンスがあるのかも知れません。そして、ただでさえ解放的な山田さんの会社で、さらに“確変”が起こりやすくなるのは、1つのプロジェクトを終えたときのようです。
「プロジェクト単位で結成された部署の場合、離れ離れになってしまうので、後腐れもないということでしょうか。僕はこの春、同時に5人から言い寄られたこともあります。忙しいなか、何とか全員とサシ飲みの予定を組み、据え膳をいただきました。男子校だったのですが、卒業式で第2ボタンを渡す感覚が分かった気がします(笑)」
いまでこそ大きなトラブルには発展していないようですが、“相関図を書いたら矢印だらけ”の職場、いつその均衡が崩壊してもおかしくない気が……。
業務を巻き込むようなトラブルを起こしてしまえば、今後の出世にも響きかねません。若手社員のみなさんはくれぐれもご注意を。
<TEXT/蒲須坂正男 イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>