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自分のパターの特性がわかればゴルフが5倍ラクになる!/三觜喜一

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自分のパターの特性を理解・イメージしよう

ゴルフ

画像はイメージです

 一方、フェース面が大きく傾いたパター③④は、フェースを大きく開閉させながら円形の軌道を描きます。つまり、ドライバーやアイアンのようにフェースを開閉させながらストロークする必要があるわけです。こちらは前傾が深い構えの人や腕を折りたたんでストロークしたい人に向いていると言われます。

 楕円形の軌道を描く特性をもつパターを無理やり直線的な軌道でストロークしようとしても、パッティングの再現性は一向に高まりません。その逆も同じです。つまり、自分のパターの特性をきちんと理解・イメージしなければ安定したパッティングはできないのです

 逆に言えば、自分のイメージにしっくりくる軌道を描くパターを逆算して選ぶことも大切です。みずからの技術と道具の特性をうまくアジャストさせることで、パッティングの精度を大きく向上させられます。

【Lesson45 結論】
自分のパターの“重心角”を知り、最適な軌道をイメージする

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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