自分のパターの特性がわかればゴルフが5倍ラクになる!/三觜喜一
自分のパターの特性を理解・イメージしよう
一方、フェース面が大きく傾いたパター③④は、フェースを大きく開閉させながら円形の軌道を描きます。つまり、ドライバーやアイアンのようにフェースを開閉させながらストロークする必要があるわけです。こちらは前傾が深い構えの人や腕を折りたたんでストロークしたい人に向いていると言われます。
楕円形の軌道を描く特性をもつパターを無理やり直線的な軌道でストロークしようとしても、パッティングの再現性は一向に高まりません。その逆も同じです。つまり、自分のパターの特性をきちんと理解・イメージしなければ安定したパッティングはできないのです。
逆に言えば、自分のイメージにしっくりくる軌道を描くパターを逆算して選ぶことも大切です。みずからの技術と道具の特性をうまくアジャストさせることで、パッティングの精度を大きく向上させられます。
【Lesson45 結論】
自分のパターの“重心角”を知り、最適な軌道をイメージする
<構成/舟山俊之>
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