資格試験に役立つ、たしかな勉強法。活用するのは「たった1つの図法」
抑えるべきポイントが明確に
この特徴部分から判断して「大企業では月50時間を超える時間外労働をさせた場合、超時間分について割増賃金率が50%以上になる」という問題は解答(→×)になります。月60時間を超えなければ大企業であっても割増賃金率は25%以上(結論部分)で足りるのです。
特徴部分の記述を少し変えるだけで多くの問題と解答(→×)を作ることが可能です。特徴部分は試験問題を作成する側としては狙いやすく、逆に受験生としてはしっかりと抑えるべきポイントなのです。
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まずは興味のある難易度が易しめの資格からチャレンジしましょう。そして、シンプルな1つの図法から資格試験の学習を効率的に進めることが大事。勉強の進め方がわかれば、勉強が楽しくなり、試験にも自信をもって臨むことができると思います。
<TEXT/社会保険労務士 吉岡裕樹>