働く主婦の8人に1人が「ハラスメント加害者」に?その残念な理由は…
ビジネスシーンでの「セクハラ」「パワハラ」問題が叫ばれるなか、働く主婦をとりまくハラスメント事情はどうなっているのでしょうか。
主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」の調査機関、しゅふJOB総研は「職場でのハラスメント」をテーマに、働く主婦971人に対してアンケート調査を実施しました。
「パワハラを受けたことがある」が半数近くに
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Q.現在も含め、これまでの職場でセクハラやパワハラなどのハラスメント(嫌がらせ)を受けたことがありますか(複数回答可)
パワハラを受けたことがある:49.4%
セクハラを受けたことがある:30.4%
ハラスメントを受けたことがない:27.2%
何かのハラスメントを受けたことがあるかもしれない:12.7%
他のハラスメントを受けたことがある:4.0%
その他:1.4%
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働く主婦(女性のみ)に対し、この質問をしたところ、「パワハラを受けたことがある」(49.4%)、「セクハラを受けたことがある」(30.4%)と、実に約半数がパワハラを受けた経験があり、約3割がセクハラを受けた経験があるということになりました。
なかには、マタニティーハラスメントやモラルハラスメント、逆マタハラ、ストーカーなどを含む「その他」(1.4%)という回答もありました。
何らかのハラスメントを受けたことがある人が多数であることが分かりました。
「ハラスメントをしてしまったかも」8人に1人以上
では一方で、ハラスメント被害者ではなく、加害者になってしまったことはないのでしょうか?
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Q.現在も含め、これまでの職場でセクハラやパワハラなどのハラスメントの加害者になってしまった経験はありますか(複数回答可)
ハラスメントをしたことはない:83.9%
何らかのハラスメントをしたことがあるかもしれない:13.1%
パワハラをしてしまったことがある:1.9%
セクハラをしてしまったことがある:0.1%
他のハラスメントをしてしまったことがある:0.0%
その他 :1.9%
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この質問では、「ハラスメントをしたことはない」が8割以上と断トツでした。
逆に「パワハラをしてしまった」(1.9%)、「セクハラをしてしまった」(0.1%)と、ハラスメントをした経験がある人や、自身がハラスメントの加害者になっているのではないかと意識している人も少数派ながらいることが分かります。