仕事に“モーレツに集中できる人”がやってる「タスクメモ」の中身
とにかく動き出せ!5秒でスタートダッシュしよう
なかなか行動に移せないときも、とにかく走り出しましょう。そんなときに役に立つのが「5秒ルール」です。これは、長年パニック障害で苦しだという元ニューヨーク州弁護士でテレビ司会者のメル・ロビンズ氏が考案した手法です。何か行動しようと思ったときに、すぐさま「5、4、3、2、1」と、(できれば)口に出してカウントダウンして、ゼロになるまでに必ず行動に起こす、という非常にシンプルな方法です。
ロビンズ氏は、「5秒ルール」を実践して、人生が大きく変わったと言います。著書はベストセラーになり、TEDでの講演が話題を呼ぶなど目覚ましい活躍を見せています。
脳科学においても、人間は「行動するから、脳がやる気になる」とされています。自らの口でカウントダウンすることも、立派な行動です。これがトリガーとなり、ドーパミンが脳の行動中枢を刺激して、モチベーションに転換されるわけです。だから、とにかく動き出してください。
私も、高速仕事術のおかげで、さまざまなキャリア形成に成功しました。高速仕事術が、前を目指すあなたにとっても頼もしい味方となってくれることを強く願っています。
<TEXT/株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役 上岡正明>