24歳「見知らぬ男女の猥談を集めたい」男が見つけた新ビジネス
昨今、働き方改革が話題ですが、「自分は今後、どうしたら活躍できるのか」「10年後、どのように働いているのだろうか」と悩んでいる読者も多いはず。
そこで、ちょっと変わった働き方やお仕事をしている若者に取材し、新しい働き方について考えてみませんか。今回は早稲田大学文化構想学部を卒業後、会社勤務を経て、現在は「エロデューサー」として活躍する、佐伯ポインティさんに取材しました。
ハローワークにない、“エロデューサー”という仕事
――佐伯さんの肩書きは、“エロデューサー”ですが、現在のお仕事について教えてください。
佐伯ポインティ(以下、佐伯):男女が楽しめるエロスのあるコンテンツをつくる仕事を“エロデューサー”と名づけたのですが、月1回開催している猥談バー、週1回配信している「猥談メルマガ」をメインに活動しています。
――猥談バーはどのようなきっかけで始められたのですか?
佐伯:三軒茶屋のバーで働いている友達から偶然、「1日店長をやってみない?」と誘われたのがきっかけでした。それならば、猥談にポジティブな人だけ集めたバーをやりたいと思って、開催したのが最初。
それが気がつけば、拡散されていて。SNSを通してオファーをいただいて、すぐに第2回目の開催も決定したんです。
――猥談バーはどんなお客さんが来るのですか?
佐伯:当日は、童貞の人、ハプニングバーに通いまくっている女の人、Tinder(マッチングアプリ)で出会ったカップル、50代のおじさま……と多種多様な人たちが来てくれて、満員でした。猥談バーで知り合った人に、猥談メルマガの寄稿をお願いすることもあります。
#猥談バー 1日目終わり!!
総勢31人もの猥談好きが来てくれました~~~!アゲでしかない!!!
何度も来てくれてる人も、ツイッター見て初めて来てくれた人も、偶然通りがかった人が「猥談バーってなんですか、猥談できるんですか!」と楽しげに入って来てくれるのも、めちゃ嬉しかった~~~ pic.twitter.com/ztwW5qKaE1
— 佐伯ポインティ(エロデューサー) (@boogie_go) 2018年3月24日
――どこで運命的な出会いがあるかわからないですね。
佐伯:阿佐ヶ谷で猥談バーを開催したときは、同じビルに入っているガールズバーの女の子が「近くで猥談バーやってますよ」となぜか送客してくれていたこともありましたよ。どこに応援してくれる人がいるかわからないのが、エロデューサーをしていて楽しいところです。