ゴルフの基本!“クラブの動かし方”を最速で身につける3つのドリル /三觜喜一
教える側の経験則や主観で語られてきた既存の指導法とは一線を画す論理的なレッスンで、YouTubeチャンネル登録者数40万人とゴルファーから絶大な人気を誇るティーチングプロの三觜喜一氏。「自身の集大成」と位置付けるゴルフレッスン本『誰も知らなかったゴルフの教科書』が発売された。そんな彼が『週刊SPA!』で1年半に渡って繰り広げてきた“誌上レッスン”をここに公開!
Lesson81 クラブの正しい挙動を、最速で身につけるための3つのドリル
【前回を参照】⇒Lesson80
今回も私の最新刊『誰も知らなかったゴルフの教科書』からゴルフの本質に迫る重要なポイントを解説する特別レッスンをお送りします。
今回はこの連載では初出しとなる3つのドリルを紹介します。これらはみなゴルフの基本となる“クラブの動かし方”を体に覚え込ませるためのメニューです。
ドリルをやる場合、メニュー自体をうまくやろうとしがちですが、それだと練習のための練習になって肝心要の動きが身につきません。細かいことは考えなくてOK。目的とする動きができているかだけ自問自答しつつ、おざなりにならないよう繰り返し、クラブを振りましょう!
1.アップターンスイング
【クラブを引いて打つ感覚を身につける】
テークバックなしでボールを打つドリル。助走をなくした状態からボールを打つことで、クラブヘッドの重みをうまく使ったスイングにするのが目的。
アドレスしたらクラブを引き上げて体の前にセット。その体勢からバックスイングの姿勢をとり、ヘッドの重みを利用してダウンスイングからインパクトまで一気に振り抜いてボールを打つ。飛距離は気にせずミートすることを心がける。
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