「300円の冷凍お弁当」がクオリティ高すぎ。ニップンの人気シリーズを食べてみた
少し前までは、お弁当のおかずに使うイメージが強かった冷凍食品ですが、味や食感のクオリティが格段にアップ。ランチや夕食のメインおかずとして活用する人も増えています。一人暮らしのサラリーマンにとっても心強い味方ですよね。
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また、日本冷凍食品協会の調査によると、新型コロナウイルスの影響で巣ごもり需要が拡大した昨年2020年には、2019年と比べて生産量が77万トン以上も大幅に伸び、家庭用冷凍食品が業務用をはじめて上回るなど、注目すべき食品カテゴリのひとつと言えるでしょう。そこで、人気の冷凍食品「よくばりシリーズ」を実食し、紹介します。
冷凍食品の動向と「よくばりシリーズ」
前述と同じ日本冷凍食品協会の調査によると、調理済みの一般家庭向け冷凍食品のうち、チャーハンやギョーザ、うどんやスパゲティなどのメインとなる食品の需要が増加しています。1人暮らしの高齢者や糖質・カロリーが気になる人向けがほとんどだった、弁当をそのまま凍らせたような弁当タイプの冷凍食品も、学生や独身者に向けたものが増えつつあります。
冷凍弁当といえば宅配ものが定番ですが、ネットで検索してみると、値段が400~750円ほどと少々高めです。イオンやコープなら350円以下で販売されているものも多いですし、ドラッグストアのコスモスなら約300円で購入できる「よくばりシリーズ」があります。
味もしっかり、1食300円のお弁当
よくばりシリーズは製粉事業で国内2位の企業・ニップンが製造している弁当タイプの冷凍食品で、味つけもしっかりしています。スーパーだと税込で340~380円ほどしますが、今回は、九州を中心に展開する「ディスカウントドラッグコスモス」では298円(税込)で購入できました。
そこで今回は、価格がいちばん安かったよくばりシリーズにスポットを当ててみました。「鶏めし&チキン南蛮」や「和風おろしハンバーグ&香味醤油スパゲッティ」など、お弁当のようになっていて、レンジでトレーごとチンするだけで1食分が出来上がるので人気があります。しかも、紙トレーなので、食べたあとは即ポイ捨て可能。
2021年10月1日時点では野菜たっぷりや和食風の御膳など全8種類を展開中です。ちなみに、8種類のうち、今回購入できたのはよくばりシリーズのうち5種類でした。