10代で中国から来日『バチェロレッテ』の黄皓さんが、三菱商事をやめて起業した理由
10代で中国から来日、早稲田大学を卒業後、大手商社・三菱商事での勤務を経て、起業した実業家の黄皓さん(コウコウ・34歳)。『バチェロレッテ・ジャパン』(Amazon Prime Video)の参加で、一躍時の人となりました。常に自信満々で強気な発言に、鍛え抜かれた身体、さらに甘いマスクと、注目を集めるのも納得ですよね。
『バチェロレッテ』の中でも仕事のことについて少し触れていましたが、今回は恋愛観ではなく、実業家としての黄さんについて話を聞きました。
『バチェロレッテ』は福田萌子さんの旅
――『バチェロレッテ』本編では、歯に衣着せぬ物言いで、クールなイメージもありましたが、普段も冷静沈着なのですか?
黄皓(以下、黄):インスタでは仲間とワイワイしている投稿もあって、あれが自然な自分です。普段は不要に敵も作らないし、孤立もしていません(笑)。
ただ、その場その場で求められていることは考えますね。『バチェロレッテ』は、福田萌子さんの旅なので、それを考えた結果の行動でした。仕事では部下にもカジュアルに接しますし、飲みに行くなど仲良くやっています。
――あらためて黄さんの仕事について教えてください。
黄:上海を拠点に主にアパレル関係の貿易と物流の会社、月々2万9800円でトレーニングやエステを受け放題のサブスク型パーソナルジムを運営する会社、ミラーデバイスを使った自宅でできるオンラインフィットネスを提供する会社。この合計3社を経営しております。さらに企業顧問やコンサルとして3社の企業にも入っています。
オンラインフィットネス事業に注力
――『バチェロレッテ』では、ジム・エステ付きのマンションのお話もありましたね。
黄:それはパーソナルジムを運営する「リリシスト」という会社のほうで、店舗に通うのが億劫で続かない人のために、プロデュースしたジム・エステが一体型となったマンションのことですね。
――売上規模的に大きいのは、やはり父親から継いだという上海の会社でしょうか?
黄:売上規模的にはそうですが、これから大きく伸びるのはオンラインフィットネスを提供している「ミラーフィット(会社名)」だと思います。実はコロナの緊急事態宣言でジムを閉めていた時に、フィットネス動画を無料配信していたんです。
それは、スマホを見ながらでは、運動している雰囲気を味わえるだけで、フィットネスとしては無価値だと感じたから無料にしました。