20代でも要注意の「臭いトラブル」 頭皮が異常にクサい…
8月に入って気温が上がると、話題になっているのがスメルハラスメント(略称スメハラ)です。営業から汗だくで帰ってきたら、職場の女性が思わず顔をしかめた。そんな経験をしたことが一度くらいはあるかもしれません。
こうしたケースは年上のメタボ上司だけのことかと思いがちですが、実は若い男性にもニオイ問題は多いそうです。テレビ局と、メーカーに勤務する若手社員が体験したスメハラ被害について、それぞれ話を聞きました。
頭だけ異常にクサイ、その理由は?
慶應のテニスサークル出身で、テレビ局に勤務、おまけに谷原章介似というさわやかイケメン局員Cさん(28歳)からのスメハラ被害に悩んでいるのは、同じフロアに勤務するテレビ局営業マンの原西健治さん(仮名・25歳)。何に悩んでいるのでしょうか。
「Cは、出社直後やランチをした後、歯を磨いたり、制汗スプレー、制汗シートなどを使ったりして、めちゃくちゃニオイに気を使っています。ただ、そんなことは比較にならないくらい頭がクサい。トイレの個室にいるだけで彼の存在がわかるくらいなので、半径3メートルくらいは漂っていると思います」
口臭や体臭の対策はバッチリでも、会社でシャンプーをするわけにもいかず、頭から悪臭が漂ってしまっているそうです。
「夏になれば、1日の終わりにはだいたい頭皮が臭ってくるものだとは思いますが、彼のクサさはちょっと異常なんですね。髪に気を遣って女性用のシャンプーを使っているみたいですけど、絶対にスカルプケア系に変えたほうがいいと思います」
今のところシャンプーを変える気はない
汗っかきであることを気にしているようですが、さすがの彼も、頭皮にはなす術がないようです。さらに女性用の良い香りのシャンプーと、頭皮の悪臭が混ざって、何ともいえない悪臭を発しているとのこと。
「同僚の女子からも陰口をたたかれているのが不憫で、ちょいちょい『デオドラント効果のあるシャンプーが熱い!』みたいな話を耳打ちしますが、彼なりのこだわりがあるのか、今のところシャンプーを変える気はないみたいです」
言いにくいとは思いますが、水がいらないスプレー状のシャンプーなどもありますので、ぜひ勧めてみてはいかがでしょうか。