
数ある転職エージェントの中でもIT・Web業界に強いのがワークポートです。しかし、実際に転職エージェントを選ぶ際は、評判や求人の質をある程度把握して判断したいはずです。
そこで今回はワークポートの口コミ評判やサービス内容を徹底調査し、ワークポートがおすすめな人や利用の流れなど解説しています。

目次
【結論】ワークポートはこんな人におすすめ!
結論から先に言ってしまうと、以下の特徴に当てはまる人はワークポートの利用を特におすすめできます。
- IT・Web業界で転職を考えている人
- 未経験から転職を成功させたい人
- なるべく早期に転職したい人
ワークポートは元々IT・Web業界に特化した転職エージェントとして設立された経緯があり、他社に比べて業界内の情報や転職ノウハウを蓄積していることが最大の魅力です。

ワークポートの概要(求人数・対応エリア)
ワークポートは近年IT系以外の業界・職種の求人も取り扱うようになり求人数が増えてきました。ワークポートの求人数全体の70~95%※を非公開求人が占めています。
2021年9月現在での公開求人数は約4.5万件です。求人対応エリアは全国です。都市部はもちろん、地方の求人情報も掲載しています。

公開求人数※2021/9現在 | 約4.5万件 |
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非公開求人数 | 非公開 |
求人対応エリア | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
設立 | 2003年 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
※出典:https://www.workport.co.jp/news/2020042.html
ワークポートの良い口コミ・評判
ワークポートを利用して転職活動を行なった人は、ワークポートのメリットを以下のように上げていました。
- IT・Web業界の転職に強く有名企業の案件も多い
- 未経験でも応募できる案件を揃えている
- 登録が簡単でコンシェルジュの対応が早い
IT・Web業界の転職に強く有名企業の案件も多い
ワークポートの利用で最も大きなメリットは、やはりIT・Web業界の転職に強いことです。求人の数・質はもちろん、企業とのコネクションやコンシェルジュの知識の豊富さが魅力という評判が多くありました。
- 元々IT系に特化した転職エージェントだった名残か、業界の知識は他の転職エージェントよりも優れていた
- 非公開求人がとても多く、人気の高い企業の求人を多く紹介してくれた
- 他社では紹介してもらえないような優良案件を多く保有していた
ワークポートの非公開求人の中には、IT・Web・ゲーム業界大手企業の案件が多数含まれています。
ワークポートの非公開求人は他の転職エージェントで紹介していない独占求人が多いこともあって、業界内でキャリアアップを目指す方は登録の価値があると言えます。

未経験でも応募できる案件を揃えている
ワークポートは実務経験の乏しい20代前半の転職希望者や業界未経験者にも紹介できる求人を多く扱っていることも魅力の一つです。
- 新卒で就職した企業を2年ほど働いた後に、ワークポートを使ってITベンチャーに転職することができた
- 前職でWebデザインをかじってた程度だったが、無事にWebデザイナーとして転職することができた
- プログラミングスクールを卒業したばかりで実務経験は無かったが、IT企業から内定を貰えた
ワークポートは未経験者の書類作成・面接サポートも手厚いです。若年層や未経験者は一人で転職先を探すことは難しい場合があります。その点ワークポートは頼もしい存在と言えるかもしれません。

登録が簡単で、コンシェルジュのレスポンスが早い
他の転職エージェントを利用したことのある人の中には、手続きの煩わしさや対応の遅さに辟易した経験があるかもしれませんが、ワークポートなら満足できるかもしれません。
- 利用登録時は基本的な個人情報と、希望勤務先と直近の職種の入力のみで、簡単に登録できた
- 初回面談のその日から数十件の求人紹介が来た
- 書類作成の相談や面接日の調整も速やかに対応してくれて助かった
転職エージェントの中には、登録時に入力することが多くて面倒くさいと感じる人もいます。
また対応が遅いと転職活動が伸びてしまい、人によっては収入の基盤を失ったまま生活することになるので、スピーディーな対応は嬉しいところです。

ワークポートの悪い口コミ・評判
口コミの中にはワークポートのデメリットとも言えるような悪い口コミ・評判もありましたのでご紹介します。
- 紹介数が多すぎて、求人を絞れない
- 対応が事務的で急かされているように感じる
- IT関係意外の求人の種類・転職実績が少ない
紹介数が多すぎて、求人を絞れない
求人紹介が多いことはメリットであると同時に、人によってはストレスに感じる場合もあるかもしれません。
- 案件はしっかりと吟味したかったが、大量の求人に圧倒されてしまった
- 大量に届く求人を仕分けする必要があって大変だった
- 急ぎの転職でなかったため、正直毎日のように求人紹介が来るのは煩わしかった。
選択肢を多く提示してくれることはありがたいですが、自分の目的や条件を見失わないように、希望条件や理想と照らし合わせて、紹介された求人を適宜仕分ける必要があるようです。

対応が事務的で急かせれているように感じる
ワークポートのデメリットを挙げる人の中には、対応が早い反面、やや事務的でそっけないとの声もありました。
- 今すぐ転職するつもりはないと伝えたところ、担当者が冷めてしまったように感じた
- 案件紹介が多いのは助かるが、担当者の対応スピードにこちらが付いていけない
- 担当者の対応の質にばらつきがあるように感じる
積極的な提案がワークポートの持ち味ではありますが、まずは転職活動のペースを事前に伝えると良いかもしれません。

IT関係以外の求人の種類・転職実績が少ない
ワークポートはIT ・Web系意外の求人も取り扱っていますが、他の転職エージェントと比べると、やや劣ると感じる人もいたようです。
- 営業の仕事を探していたが、あまり良い案件は見つけられなかった
- IT以外のの業界の知識はあまり無いように思えた
- IT以外に転職するなら、他の転職エージェントの方が成功実績があって安心できる
IT以外の業界へ転職を考える人は他の転職エージェントと併用する方が希望の求人を見つけられる可能性が高まるかもしれません。

ワークポートを利用した転職活動の流れ
ここで実際にワークポートをでの転職活動がどのように進んでいくのか確認してみましょう。
- 登録・申し込み
- 来社して転職コンシェルジュと面談
- 求人の紹介
- 書類作成・応募・面談
- 内定・入社
登録・申し込み
まずは必要情報を入力して、ワークポートに登録しましょう。ワークポートの登録自体は非常に簡単です。
- 氏名
- 生年月日
- 連絡先(電話番号・メールアドレス)
- お住まいの都道府県
- 希望勤務地
- 希望職種
- 直近の職種
以上の入力で登録したら、数日でワークポートから連絡が来る運びとなっています。

来社して転職コンシェルジュと面談
登録が済んだら日程を決めて実際にワークポートに行って面談をしてみましょう。ワークポートでは転職活動を支援してくれる担当者のことを転職コンシェルジュと呼んでいます。
- これまでの経験や職務に関するインタビュー
- 転職する理由や目的、希望条件
- 具体的な希望のヒアリング
転職のプロであるコンシェルジュと面談して自分の希望や転職でわからないことを話すことで、転職先のミスマッチを避けられるかもしれません。

求人の紹介
面談の内容を基に希望に沿った求人情報をコンシェルジュが紹介してくれます。
非公開情報を転職活動に活かすことができることも、ワークポートを利用する大きなメリットの一つと言えるかもしれません。

書類作成・応募・面接
自分の希望に沿った魅力的な求人を見つけたら、応募しましょう。コンシェルジュがスケジュールに合うように面接の日程も調整してくれます。
転職ノウハウの豊富なコンシェルジュが自分の経験や経歴を最大限にアピールできるような方法を考えてくれます。

内定・入社
ワークポートは内定が出た後のフォローも充実しています。
さらに、万が一当初の条件と違った場合や、その他入社後の様々な悩みも親身に相談乗ってくれるようです。

ワークポートで使える便利機能・サービス
ワークポートでは求人検索や日程調整で役立つ専用アプリ「eコンシェル」やその他転職に役立つ便利な機能やサービスがありますので、ここでご紹介します。
- 転職活動をサポートする専用アプリ「eコンシェル」
- 履歴書・職務経歴書を簡単作成できる「レジュメ」
- 無料で受けられる「すぐに転職講座」
- 無料スクール「みんスク」
転職活動をサポートする専用アプリ「eコンシェル」
ワークポートは、転職希望者を強力にサポートしてくれる専用アプリ「eコンシェル」を無料で提供しています。「eコンシェル」では以下のような機能が利用できます。
日程管理機能
面接スケジュールの確認や、選考中の企業の最新情報が確認出来る機能です。複数企業に応募した際にも簡単にスケジュールを管理できます。
応募求人管理機能
自分が応募した求人や、ワークポートから紹介を受けた案件の情報や進捗が確認出来る機能です。具体的なサポートは以下の通りです。
- 紹介した求人の一覧
- 紹介した求人への応募・辞退通知
- 応募した求人の選考状況の確認
- 企業Webサイトへのリンク
- 求人票の閲覧
求人紹介機能
自分の希望条件に沿った最新の求人を閲覧することができる機能です。他の求人サイトと違うのは、ワークポートが保有する非公開求人も閲覧できることでしょう。
メッセージ機能
実際に転職活動をサポートしてくれる担当者とチャット感覚でメッセージの送受信ができる機能です。
空き時間に簡単にメッセージを確認・送信できるので、仕事中になかなか連絡が取れない人にとって特に便利な機能になります。

履歴書・職務経歴書を簡単作成できる「レジュメ」
内定を貰うための大事な第一歩として、履歴書・職務経歴書で自分をしっかりと志望企業にアピールしておきたいところです。
書類のPDF化やコンビニでの印刷にも対応しているので、企業に合った提出方法に合わせることができます。

無料で受けられる「すぐに転職講座」
「すぐに転職講座」は、名前の通りすぐに転職活動を開始したい方向けに、誰でも受講することができる講座です。
初めて転職をする人や、面接で緊張してしまって上手く話せない人にとっては、不安を事前に解消できる場になるかもしれません。

無料スクール「みんスク」
「みんスク」はワークポートが主催している完全未経験からプロのエンジニアを目指す人向けのプログラミングスクールです。
教室の開校時間内であればいつでも利用できるので、仕事をしながら自分のライフスタイルに合わせた学び方ができます。

ワークポートと併用がおすすめの転職エージェント
リクルートエージェント
- 求人総数30万件以上※2021/9/23現在
- 幅広い業種の求人を取り扱っている
- 都市部だけでなく、地方にも多数の求人を保有している
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1※を誇る大手総合型転職エージェントです。非常に多数の求人を扱っています。
日本全国の大手企業から中小・ベンチャー企業の求人を豊富に扱っているので、利用する人を選ばないことが最大の魅力です。

公開求人数※2021/9/23現在 | 約12.8万件 |
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非公開求人数※2021/9/23現在 | 約17.9万件 |
求人対応エリア | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
出典:https://www.r-agent.com/
※公式サイトより
doda
- 豊富な求人数と実績
- 企業から直接オファーを受けられるスカウト機能
- IT系技術職への求人に強い
dodaは大手総合型転職エージェントのひとつで、公開求人数約10万件と豊富です。求人の半数以上をIT業界が占めていることが大きい特徴です。
スカウト機能を活用すると、企業から直接オファーが受けられて、優良企業や好条件の求人と出会えるかもしれません。

公開求人数※2021/9/23現在 | 約10万件 |
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非公開求人数 | 非公開 |
求人対応エリア | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
出典:https://www.doda.jp/
まとめ
今回は、転職エージェントのワークポートについて、口コミ・評判を中心に紹介しました。
求人数のみで比較すると他の大手転職エージェントに劣るので、転職エージェントの併用がおすすめです。リクルートエージェントやdodaと合わせて登録することで、よりメリットを活用できます。
