看護師を辞めたいと思う6つの理由と対処法!転職成功のコツも紹介

看護師はニーズの高い職業であり、求人を募集している病院や施設は少なくありません。人の役に立つことが目に見えるためやりがいを感じやすいですが、楽しさだけでなく辛さもあります。

そのため、夢であった看護師という仕事にいざ就いたとしても、辞めたいと感じてしまう人は一定数います。

そこで今回は、看護師を辞めたいと思う6つの理由と対処法を紹介。また、看護師の転職成功のコツも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

看護師を辞めたいと感じたときの判断基準や、転職を成功させるコツについても触れていきます。ぜひ最後まで読んでみてください。

看護師を辞めたいと思う6つの理由

1.思った看護ができずギャップに苦しむ

看護師

看護師になりたいという夢を抱いて実際に就いたとしても、自分が思っている通りの看護ができず、理想と現実のギャップに苦しみ辞めたいと感じる人は少なくありません。

「自分の思い描く看護で多くの人をサポートする」という目標を持ち、日々知識や実技に取り組んでいたとしても、方針が勤務先にある場合はなかなか理想を叶えられないのです。

 病院や施設など、勤務先により看護方針は異なる場合が多いです。つまり、自分の理想と方針が異なった時点で働くことが辛くなる可能性があります。

看護方針については自分自身で変えられる問題ではないため、辞めたいと感じる大きな要因です。

2.想像以上に業務が辛い

看護師

看護師の業務は、想像していた以上にハードな場合はゼロではありません。看護師の仕事は楽ではないと認識していたとしても、想像の上を行くと辞めたいと感じる可能性があります。

看護をする患者の重症度や年齢によって、どれだけのサポートが必要となるかは異なります。夜勤を一度体験することでハードさに気付き、自分には続けられないと判断する人がいるのです。

業務が辛いと感じる主な要因
  • 重症度の高い患者をサポートすることが多い
  • キャパオーバーにも関わらず患者の受け入れがある
  • 緊急の受け入れ要請が頻繁
  • 夜勤が多い

看護師だけに限ることではありませんが、辛い勤務が一定期間続くと自信を失い、耐えられず辞めたいと感じる人は少なくないのです。

3.人手不足で過重労働となっている

医療器具

日本は少子高齢化が進んでいるため、看護師のニーズは高まっています。病院や施設によっては人手不足が深刻化しており、勤務している人にとっては過重労働を強いられているケースがあるのです。

人手が足りないと一人に対してのしかかる業務量は増えてしまうため、仕事が辛くなり辞めたいという思考に陥ってしまいます。

看護師になったばかりの場合はいきなり洗礼を受けることになり、思い描いていた働き方ができずギャップに苦しんでしまうのです。

4.医療事故に不安を感じた

看護師という仕事は、人の命を預かっていると言っても過言ではありません。命に関わる分、強い責任感を持ち日々の業務に取り組む必要があります。

仮に医療事故を起こしてしまった場合、そのプレッシャーに耐えられず仕事を続けることが困難になることが考えられます。このケースは、肉体的ではなく精神的な面で耐えられなくなるものです。

 患者からすると、看護師のキャリアは全く関係がありません。「新人で不慣れなためミスをしてしまった」は一切通用しないのです。

いくら命に関わる重要な業務であると理解したうえで業界に入ったとしても、ミスを目の前にすると重圧に押しつぶされてしまい辞めたいという思考に陥ってしまいます。

5.教育不足で仕事についていけない

看護師

実際に働き出してから、なかなか仕事に慣れることができず嫌になるケースも少なくありません。これは、現場での教育不足が大きく関係しています。

高齢者など患者が増加し、その一方で看護師が不足していると教育まで手が回らなくなってしまいます。その結果、業務に必要な知識や技能が身に付かず働くことに嫌気がさしてしまうのです。

 教育を受けられない状況では業務に対する不安を抱えたまま働くことになるため、プレッシャーに耐えられず逃げ出したいという感情が強くなってしまいます。

また、病院の方針によって仕事のことは自分で学び知識を身に付けるという場合もゼロではありません。

6.職場環境が良くない

看護師

給与面・残業等の手当が付かないなど、職場環境が良くないことも辞めたくなる大きな要因です。働いた分はきちんと給与に反映されなければ、当然ながら嫌気がさしてしまいます。

看護師として働くにあたって、仕事内容が辛くても給与が良いからと割り切っている人は少なくありません。ところが、手当が付かない事態に陥ると、やる気がそがれてしまいます。

 残業代がきちんとつくことは、労働基準法で定められている法律です。働く側にとって対価を受け取ることは権利であるため、辞めたいとなる思考は当然でしょう。

また、職場での人間関係も仕事を辞めたくなる理由として大きく関係してきます。多少給与が悪い、仕事がハードと感じても、一緒に働く仲間と気が合えば続けられる可能性があります。

しかし、職場での人間関係が良好でなければ、毎回の出勤自体が億劫になりかねません。

人間関係は求人情報では読み取れない部分であるため、実際に働き出してから気付く場合が多い傾向にあります。

看護師を辞めたいと感じたときの対処法

ON・OFFをしっかり切り替える

山 木

看護師として働くうえで、業務がきついと感じ辞めたいという思考に陥る前に、ONとOFFの切り替えをしっかりと実施しましょう。

働くときは強い責任感を持ち業務にあたる、休むときはしっかり休むことは基本的なことですが非常に重要です。

 意識を高く持ち業務に取り組むことは必要ですが、常に気を張っていると疲れてしまいます。休息をきちんと取り入れることで、気持ちの切り替えがしやすくなるでしょう。

休みの日でも仕事のことを考えてしまう癖がある人は、思考がパンクしてしまう可能性はゼロではありません。休みがあるからこそ、業務時に頑張れるという流れを身に付けましょう。

看護師を志したときの気持ちを思い出す

看護師

看護師として仕事を続けることが辛い・辞めたいと感じたときは、志したときの気持ちを思い出してみてください。初心に還ると、再度気持ちを奮い立たせることができる場合があります。

思い出すべきこと
  • なぜ看護師になろうと考えたか
  • どのような看護師になりたいと描いていたか
  • 看護学校時代の友人との約束は果たせているか

看護師になるという夢を持った理由を思い出すことで、このまま辞めてはいけないと自身に言い聞かすきっかけになるかもしれません。

その掲げていた目標を叶えるためには、今抱えている不満・不安は必要なステップであるという思考になると、より仕事に対する意識が高まり続けられる理由になります。

信頼できる人に相談する

看護師

看護師の仕事を辞めたいと感じた場合は、信頼できる人に相談することが解決に向かう可能性があります。自分のなかで溜め込むと、辛さは膨らむ一方です。

信頼できる相手
  • 職場の上司・同僚
  • 看護学校時代の仲間
  • 家族
  • 友人

上記はあくまで一例ですが、自分が信頼できる人物に相談をすることで解決の糸口が見つかるかもしれません。

 職場の上司や同僚に相談をすると、抱えている仕事に対する悩みを会社として取り上げ、改善に向かうよう方針が変わる可能性もゼロではないのです。

何もせず自分のなかにしまい込んでいるだけでは、重圧として残るのみで辛さがどんどん増していってしまいます。吐き出すことも大事であると理解しておきましょう。

仲間と励まし合う

看護師 仲間

仕事に対する辛い・苦しい気持ちは、ともに働く仲間も同じ可能性があります。そのため、励まし合いながら日々の業務に取り組むことで、辛さをいくらか軽減できるかもしれません。

体力的・精神的に辛いとき、仲間の存在は非常に重要です。同じ職場の人はもちろん、職場は違えど同じ業界で働く仲間の存在が頑張れる力になります。

看護師業務はチームプレーと言っても過言ではないです。助け合うことで壁を乗り越え、次第に仕事が楽しくなるかもしれません。

看護師を辞めたいと感じたときの判断基準

辞めた方がいい場合

看護師

看護師を辞めた方が良い場合として、主な判断基準は以下です。

辞めた方が良いと判断できる基準
  • 心身に支障をきたしている場合
  • いじめ・セクハラ・パワハラなど業務以外の精神的苦痛を感じている場合
  • 労働基準法を守っていない職場に勤務している場合

心身に支障をきたしている場合、看護師として働き続けることは難しい可能性があります。また、精神的な問題に繋がる要素として挙げられるいじめやセクハラ・パワハラも重要な問題です。

いじめ・セクハラ・パワハラは、自分自身での解決が難しい場合があります。いくら良い方向へ向かおうと本人が努力をしても解決できないため、その場から逃げるという選択肢が必要となるのです。

 いじめやパワハラは社会的な問題になりつつあるものであり、受けている本人には責任がないことがほとんどと言っても過言ではありません。

働く環境として決して良いとは言えないため、無理に居座り続ける必要はないでしょう。「今の職場を辞めること」は「自分を守ること」に繋がります。

そして、労働基準法に則った勤務形態でない場合も、働く人に責任がないことが大いに考えられます。改善を図ろうと職場に訴えかけたとしても、何も変わらないケースは少なくありません。

重大な労働問題
  • 勤務時間が長い
  • 休みがない
  • 有休を消化できない
  • 残業代が付かない

いわゆるブラック企業に勤務をしてしまうと、肉体的・精神的な疲労は日々積み重なっていきます。無理に仕事を続けていると良いことはないと推測できるため、逃げるが正解です。

辞めない方がいい場合

聴診器

一方で、辞めない方が良い場合としては主に以下の要素が挙げられます。

辞めない方が良いと判断できる基準
  • 看護師に向いていないと感じている
  • 先のキャリアが描けていない
  • 業務上の重圧から逃げたい
  • 業務に慣れない・同僚についていけない

看護師に向いていないと感じている精神状態は、経験を積むことで解決する可能性がゼロではありません。また、キャリアについても経験を積んば自然と方向性が見えてくる可能性があります。

 仕事へのプレッシャーや業務への慣れなども、日々の積み重ねで解決する場合がある要素です。新人などキャリアが浅ければ、悩みとして抱えて当然と言えます。

看護師だけでなく、さまざまな業界において抱えることが多い悩みの定番と言っても過言ではありません。

自分は看護師に向いていないと判断するには時期尚早なため、頑張ってみることが重要です。

看護師の転職を成功させるためのコツ

転職理由を明確にする

マッチングアプリを操作する

なぜ転職を考えているか明確にすることが非常に重要となります。「ただ仕事が辛い」「職場での人間関係が良くない」などでは、次でも同じ経験をする可能性が否めません。

 自身では解決できない問題がある、今の職場では成長が見込めないなど、現状維持では自分のためにならないため行動に移すという理由が必要です。

例えば、職場の人員が足りておらず教育制度が整っていないため、きちんと学べる先で働きたい、夜勤で体調が崩れやすいため、日勤のみの勤務がしたいなどは、明確な理由例となります。

キャリアプランをきちんと持つ

将来どのような看護師になりたいかを考え、きちんと目標を持ったうえで実現できる先へ転職することが、成功の秘訣です。

どのような看護師になりたいかを明確に持っていれば、自然と転職すべき先のイメージができます。その理想は強い想いとなり、応募書類や面接にも態度として現れるでしょう。

志望動機や以前の職場を退職した理由に筋が通るため、採用担当者に好印象を与えることに繋がります。

事前に職場の情報を集め研究する

パソコン

いざ働いてから職場環境のギャップに苦しまないよう、事前に情報収集しておくことをおすすめします。

 人間関係や業務時間、さらには残業の有無や手当はきちんと付くかなど、不満を持たずに働けるか否かは重要です。

また、どういった患者が多いかという点も長く働くうえで必要な情報と言えます。

転職エージェントを活用する

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転職エージェントを活用することで、キャリアアドバイザーからのサポートを受けられるため理想の転職が叶いやすくなります。

 キャリアアドバイザーは転職事情を熟知しているため、一人ひとりの悩みに寄り添い、適切なアドバイスを実施してくれるのです。

さらに、自身での転職活動にはない全面的なバックアップ体制により、内定率アップも期待できます。

主なサポート内容
  • 理想に近い求人を紹介してくれる
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 企業への推薦
  • オファーを受けられる場合もある

転職エージェントに在籍するキャリアアドバイザーのなかには、病院や施設などと独自にパイプを持っている可能性もゼロではありません。推薦をしてくれた場合は、内定率アップが見込めます。

また、自分からだけでなく企業からオファーが届くサービスを提供している場合もあるため、双方からアクションを起こせる点も内定率を上げられる要素です。

看護師の転職に関するよくある質問

看護師の転職におすすめのサービスは?
看護のお仕事・マイナビ看護師・看護roo!などは求人数も多く、支援実績も豊富なためおすすめとして挙げられます。
看護師を辞めたいと思う主な理由は?
思った看護ができずギャップに苦しむ、想像以上に業務が辛い、過重労働、教育不足で仕事についていけないなどが主な理由です。
看護師を辞めたいと感じたときの対処法は?
ON・OFFをしっかり切り替え、休むときは休みメリハリをつけることで、仕事への意欲が高まるという期待が持てます。看護師を志したときの気持ちを思い出すことで、やる気に満ちて仕事に取り組めるかもしれません。
判断基準として看護師を辞めた方が良い場合は?
心身に支障をきたしている場合、いじめ・セクハラ・パワハラなど業務以外の精神的苦痛を感じている場合、労働基準法を守っていない職場に勤務している場合は、自身での解決が難しいため辞めた方が良い理由として挙げられます。
判断基準として看護師を辞めない方が良い場合は?
看護師に向いていないと感じている、先のキャリアが描けていない、業務上の重圧から逃げたい、業務に慣れない・同僚についていけないなどは、経験を積むことで解決できる可能性があります。つまり、辞めるという判断は時期尚早と言えるでしょう。
看護師の転職を成功させるためのコツは?
転職理由を明確にする、キャリアプランをきちんと持つ、事前に職場の情報を集めておくことで、どのような職場で働きたいか方向性が決まってきます。そのうえで、転職エージェントを活用するとキャリアアドバイザーのサポートが受けられるため、理想の転職が叶いやすいです。
看護師が転職をするメリットは?
看護師という仕事に対して、より意欲や責任感、やりがいを持って取り組める可能性があります。職場環境を変えることは、心機一転し頑張ろうと思えるきっかけになり得るのです。

まとめ

この記事では、看護師を辞めたいと思う6つの理由と対処法や、転職成功のコツなどを解説しました。

理想と現実のギャップに苦しむ人は少なくありません。今の職場から転職を考えている場合は、事前の情報収集は必須と言えます。

転職を成功させるには、転職エージェントに登録しサポートをしてもらうことが有効です。
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