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飲めない人は飲み会をどう乗り切る?上司ウケのいいビジネスマナー

キャリア

無理にお酌をしないのもマナー

瓶ビール

 普段よりもパーソナルスペースが狭まる酒席では、周囲への配慮が一層問われます。特に「お酌」はマナーに則って、目下の人から目上の人へ行うのが基本。

 例えばビールなどは、お酌する頻度が高いアルコールの一種ですね。ビール瓶は右手で持ちながら左手を添えて支えます。そして必ずラベル側を上向きにしてください。

 手や指でラベルを隠してしまっては意味がありませんので、手元に注意しながら相手にラベルが見えるように注ぎましょう。最初はゆっくり注いでから、少しずつ勢いをつけて泡立ちにも配慮します。

 逆に注いでもらったときは「恐れ入ります」と軽く頭を前に倒し、注ぎ終わったら「ありがとうございます」と元の姿勢に直します。

 一度お酌をした後、目上の人に「手酌でやるから大丈夫」と言われたら、無理にお酌をしないのがマナーです。

 ただし、完全放置はNG。瓶の残量に気を配り、タイミングをよく見計らって、新しい瓶を持っていくなど、お酌をする以外にできることを考え、行動することが大切です。

酒席(会食)で絶対にしてはいけないタブーとは?

飲み会

 このようなコミュニケーションを続けていくなかで、相手のグラスが空になったタイミングで「手酌がよろしいかと存じますが、一杯いかがですか」と声をかけると、案外受けてくれるかもしれません。

 断られた場合は「失礼いたしました」と会釈をし、そのまま会話を続けるといいでしょう。飲み会はコミュニケーションの場です。相手の好みを知り、相手を思いやる気持ち、心配りを忘れないことが大切です。

 酒席(会食)では絶対に気をつけなければいけないタブーがあります。

「口に食べ物が入ったまま大声で話す」「髪の毛をやたらと触る」「無遠慮にたばこを吸う」「自慢話やうんちくばかり語る」「携帯電話で話をしたり、SNSをする」「勝手に中座する」など。

 これらはすべて、社会人としての品格を疑われるタブー行為だと認識しておきましょう!

<TEXT/金森たかこ 構成/永田明輝>

マナー講師・話し方マナーコミュニケーション講師。心からのマナーを伝える第一人者 マナーコンサルタント 西出ひろ子に師事し、テレビ・雑誌などのメディアでも活躍中。著書『入社1年目ビジネスマナーの教科書』『入社1年目人前であがらずに話す教科書』(ともにプレジデント社)好評発売中。公式サイト「ウイズ株式会社

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