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正しい敬語は「5つの型」でマスターできる

キャリア

4.丁寧語
 丁寧な言葉づかいにすることで、相手に敬意を表す言葉。基本的には語尾に「です」「ます」「ございます」をつけます。

■「丁寧語の具体例」
 会議は16時からだ→会議は16時からです
 会社から100メートル歩く→会社から100メートル歩きます
 本日はありがとう→本日はありがとうございます

5.美化語
 言葉の頭に「お」や「ご」をつける表現を美化語という。ただし、この言い換えには一定の法則があるので要注意!

■「美化語の具体例」
 住まい→お住まい、住所→ご住所、名前→お名前、氏名→ご氏名

 一方で、美化語の表現には適さない言葉もあります。

■外来語
 おテレビ、おビデオ

■公共の施設
 お学校、お会館

■果物
 おぶどう、おリンゴ

■役職、職業
 お社長、おサラリーマン

■自然現象
 お台風、お雨

■悪い意味にとられる言葉
 ご離婚、ご失敗

敬語のミスにはパターンがある

ビジネス

 このように敬語には多様な型と一定のルールが存在するのです。奥深いゆえに間違った使われ方がパターン化し、あたかも正しい敬語としてビジネスシーンに定着してしまっているものもあります。

 ありがちなのは「二重敬語」。例えば「お見えになられる」ですが、正しくは「お見えになる」あるいは「いらっしゃる」です。原則として、ひとつの言葉にひとつの敬語ということを忘れないでください。

 近年の「働き方改革」によって、企業の中途採用なども増えています。その場合、職場の上下関係は必ずしも年齢と一致しないことがありますよね。

 そういった状況でも、敬語をしっかりマスターしていれば、年齢に関係なく円滑なコミュニケーションを図ることができるのではなでしょうか。

<TEXT/金森たかこ 構成/永田明輝>

マナー講師・話し方マナーコミュニケーション講師。心からのマナーを伝える第一人者 マナーコンサルタント 西出ひろ子に師事し、テレビ・雑誌などのメディアでも活躍中。著書『入社1年目ビジネスマナーの教科書』『入社1年目人前であがらずに話す教科書』(ともにプレジデント社)好評発売中。公式サイト「ウイズ株式会社

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