楽天銀行スーパーローンはアルバイトやパートでも利用できるなど、他の銀行カードローンと比べて申込基準は低めに設定されています。
会社員 | 派遣社員 | 公務員 | パート・アルバイト |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○* |
自営業 | 水商売 | 学生 | 年金受給者 |
○ | ○ | ○ | × |
学生でもアルバイトをしているなど、安定した収入があれば利用できる銀行カードローンです。
しかし、申込基準と審査基準は別であると感じました。
なぜなら、当サイト管理人は2度、申し込みを行いましたが、2度とも審査落ちしたからです。

ただ、2度の審査落ちした経験から、楽天銀行スーパーローンの審査基準について、気がついたこと、考察できたことがあります。
これから楽天銀行スーパーローンへ申し込みを検討されている方の審査通過率を少しでも上げるために、この記事を参考にしてみてください。

発行会社 | 楽天銀行 |
商品名 | 楽天銀行スーパーローン |
金利(実質年率) | 年1.9〜14.5% |
利用枠 | 800万円まで |
審査スピード | 最短翌日 |
返済方式 | 残高スライドリボルビング返済方式D |
借入条件 | 年齢満20歳以上62歳以下の方で毎月定期収入のある方 (外国人の方は永住権または特別永住権をお持ちの方) |
契約期間 | 1年毎の自動更新 |
遅延損害金(実質年率) | 19.9% |
担保・保証人 | 原則不要 |
保証会社 | 楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社 |
楽天銀行スーパーローンに審査に落ちやすい人とは
楽天銀行スーパーローンの審査に落ちやすい人は以下に該当する方です。
- 信用情報に事故情報が登録されている
- 在籍確認が取れない場合
- 他社ローンで既に借入枠がある方
- 希望する利用限度額に対し年収が少ない
- 現在、収入がない(無職、失業中など)
- 他社、複数のローンから借りている
- 他社ローンの返済を踏み倒したことがある、延滞している
- 過去5年~10年以内に自己破産など債務整理を行っている
- 半年以内に複数のローンに申し込みして審査に落ちている
- 楽天カード(クレジットカード)の審査に落ちた
上記に該当する場合、楽天銀行スーパーローンの審査落ちする可能性は高くなります。
では管理人が審査落ちした経験も踏まえ、詳しく説明します。
申し込みから審査、融資までの流れ
まず、申し込みから融資までの流れから、審査が行われるタイミングを見てみましょう。
- ステップ1申し込み
申し込みはインターネットから。楽天会員であれば、会員データを引き継げるため、入力の手間は省けます。
申し込み完了後は楽天銀行スーパーローンから受付完了メールが届きます。申し込み後は仮審査へ進みます。 - ステップ2仮審査
まずは仮審査が行われます。仮審査の結果はメールにて届きます。仮審査の結果は管理人の場合で申し込みから24時間後に届きました。
- ステップ3本審査(在籍確認・本人確認書類の提出)
仮審査通過後、本審査に進みますと勤務先へ電話にて在籍確認が行われます。
在籍確認が取れた後は本人確認書類を提出、提出はスマホアプリから行えます。 - ステップ4契約
契約手続きが完了すれば、ローンカードの発送手続きが行われます。ローンカード到着まで約一週間程度かかります。
郵送されるローンカードは楽天銀行の名前で送られてくるため、口座開設等伝えれば、家族にカードローンを契約したことがバレる可能性は低いでしょう。
- ステップ5融資実行
ローンカードが手元に届いてから、もしくは手元に届く前でも振込融資も可能です。
振込融資を希望する場合、申し込みする際に「振込融資を希望する」入力欄があるため、忘れず入力しておきましょう。
楽天銀行スーパーローンの審査は2段階で行われ、申し込み後に「仮審査」、仮審査通過後に「本審査」が行われます。
楽天銀行スーパーローンの審査は仮審査と本審査で分かれている
楽天銀行スーパーローンの審査は「仮審査」「本審査」に分かれており、審査に通るためにはまず、下記の申込条件を満たしていることが前提となります。
審査基準・審査内容の詳細についてはご案内することができません。日本国内に居住する20才から62才までで、お仕事に就かれており毎月安定した定期収入のある方であれば、どなたでもお申込みいただけます。もちろん、パートまたはアルバイトでお勤めの方もお申込みいただけます。
引用元:楽天銀行スーパーローン 審査について
また、楽天銀行スーパーローンの保証は保証会社である楽天カード株式会社、またはSMBCファイナンスサービス株式会社が行い、審査があります。
自社(楽天)グループ内でも審査を行う場合、外部の保証会社に審査を委託しているカードローンよりは前向きかもしれません。

通りやすいと言われているのにも関わらず、当サイト管理人は審査に二度も落ちることになります。
では仮審査、本審査で何を審査するのか見てみましょう。
仮審査では何が行われるのか
仮審査は申し込みした情報を元に、信用情報などと照らし合わせ行われます。
申し込みで入力する情報は全て審査に影響しますが、審査に通りたいからといって、嘘の情報を入力するのは絶対にやめましょう。
例えば、年収や勤め先の情報(職種や企業規模、電話番号など)、他社からの借り入れなどです。
年収は収入証明書の提出を求められた時、勤め先の情報は審査で行われる在籍確認が行われた時、他社からの借り入れは信用情報を照会されたタイミングで嘘が発覚します。

パート、アルバイトも申し込みできる楽天銀行スーパーローンですが、公務員や会社員であるほうが審査時に有利働く傾向があります。当サイト管理人は申し込みした時は個人事業主でした。詳しくは後述します。
信用情報と他社ローンの契約情報、借り入れ、返済に関する情報などが登録されており、信用情報機関で保管されています。
審査で照会する信用情報機関は以下、3つです。
- CIC
- JICC(株式会社日本信用情報機構)
- 全国銀行個人信用情報センター
審査で上記信用情報機関の信用情報を照会することは、楽天銀行スーパーローンの「個人情報の取扱に関する同意条項」の第4条にも記載されています。
第4条(個人信用情報機関の利用等)
引用元:楽天銀行スーパーローン個人情報の取扱に関する同意条項
銀行が加盟する個人信用情報機関は次のとおりです。各機関の加盟資格、会員名等は、各機関のホームページに掲載されております。なお、個人信用情報機関に登録されている情報の開示は、各機関で行います(銀行ではできません)。
(1) 全国銀行個人信用情報センター
(2) 株式会社日本信用情報機構
(3) 株式会社シー・アイ・シー
ちなみに信用情報は開示請求すれば、ご自身でも確認できます。

信用情報には過去に他社ローンを利用状況も登録されており、返済が遅れた、長期期間返済を延滞していた場合などは事故情報として登録されます。
- 返済日から長期間*返済していない
- 自己破産など債務整理した
- 借金を踏み倒している
※61日以上、または3ヶ月以上
もし、信用情報に事故情報として登録されている場合、仮審査で落とされる可能性が高くなります。
本審査では何が行われるのか
本審査では勤め先への在籍確認、本人確認書類を提出、最終審査が行われます。
在籍確認とは申し込みの時に入力した勤務先にきちんと働いているのか?確認するために行われ、勤務先情報で入力した電話番号宛に電話がかかってきます。
これは楽天銀行スーパーローンの申込条件にもある通り、安定した収入があることを確認するため、申し込み時に入力した勤務先で働いているかを確認します。
勤務先にかかってくる電話は仮審査通過後、非通知にて楽天銀行スーパーローン担当者の個人名でかかってきます。
審査の一環としてお電話にてご勤務先への在籍確認を行わせていただきます。在籍確認のお電話は、非通知設定・担当者個人名でご連絡いたしますのでご安心ください。
もし、電話に出た勤務先の方が「どちら様の〜」と尋ねた場合は「楽天銀行の〜」と名乗ってくれるため、不審な電話と思われる可能性は低いでしょう。
また勤務先が非通知では電話がかからない設定をしている場合は、非通知を解除して電話をしてくれます。
この在籍確認の電話に対し、会社に勤務していることがわかれば、在籍確認は取れます。
例えば、「ただいま席をはずしております」「少々お待ちください(電話にかわると楽天銀行スーパーローンの在籍確認であることが伝えられます)」など、働いていることがわかれば、在籍確認の審査はクリアできます。
しかし、「お答えできません」など在籍を確認できない場合は在籍確認が取れません。
楽天銀行スーパーローンに在籍確認は取れなかった場合の対処方法を調査しました。
在籍確認が取れない場合は一度、申込者に楽天銀行スーパーローンから電話があり、在籍確認の方法について相談されます。
例えば、申込者から勤務先に「楽天銀行から電話があるので取り次いでください」など伝えた上、再び在籍確認を行ってもらうか、それが難しい場合は勤務先に発行してもらう「在籍証明書」の提出で在籍確認を取るなど、在籍確認が可能な方法を検討してくれます。
ただし、在籍証明書での確認はあくまで、電話で在籍確認が取れない場合の対処とのこと。基本は電話で在籍確認が行われるものと考えておきましょう。
楽天銀行スーパーローンにおいて、提出する本人確認は以下となります。
提出数 | 提出する本人確認書類 |
---|---|
1点のみ提出 | 以下、いずれかを提出 ・住民票の写し(原本) ・印鑑登録証明書(原本) |
2点を提出 (コピー) | 以下、いずれかを提出 ・運転免許証(裏面に変更情報がある場合は表面と裏面) ・健康保険証(名前、生年月日、住所欄がわかるように) ・パスポート(顔写真と所持人記入欄がわかるように) ※その他、現住所がわかる書類(納税証明書など) |
住民票や印鑑登録証明書は市町村の役所(役場)で発行する手間はありますが、1点のみの提出で済みます。
2点、提出が必要な本人確認書類も用意しやすいもの(運転免許証と健康保険証など)ですので、提出は難しくないでしょう。
契約する利用限度額によって、収入や所得がわかる書類(収入証明書)の提出が必要です。
職業 | 収入証明書として認められるもの |
---|---|
公務員、会社員、契約社員、 パート、アルバイト他 | 以下、いずれかのコピー ・源泉徴収票 ・課税証明書(所得証明書) ・給与明細書 |
自営業者(個人事業主) | ・確定申告書 ・課税証明書(所得証明書) |
手続きを進める上で必要となった場合、該当する書類も併せて提出しましょう。
楽天銀行スーパーローンに楽天会員として申し込み、審査落ちするまで
当サイト管理人が楽天銀行スーパーローンに楽天会員として申し込みした経験から、申し込みから審査に落ちるまでの流れを見てみましょう。
公式サイトの申込方法には、楽天会員と会員でない方の2パターンありますが、当サイトの検証では楽天会員のため、楽天IDを利用し申し込みを行いました。

公式サイトの楽天会員用の申し込みボタンを押しますと、楽天会員ログイン画面が現れ、楽天会員へのログインが促されます。
楽天会員ログイン画面では楽天会員のユーザーIDとパスワードを入力、「ログインボタン」を押し、画面を進めます。

楽天会員として申し込みすると、氏名など楽天会員として登録している個人情報などが自動入力されるため、非常に入力がスムーズです。

ただし、勤務先情報や年収など、楽天会員に登録していない情報は入力が必要となるため、入力情報に漏れがないか、しっかり確認しましょう。

自動入力される情報は住所の番地やマンション名など、正しく入力欄に反映されない場合もあります。
申し込みで入力する情報は審査にも影響するため、自動入力される情報はしっかりと確認し、もし間違っている場合は修正しましょう。
また、楽天銀行スーパーローンでは利用限度額別に申し込みできます。


審査に自信がない方、審査に通る確率を高めたい方は、最小利用限度額(50万円)を入力しましょう。
楽天銀行スーパーローン利用時に必要となる暗証番号も設定します。

暗証番号は楽天銀行スーパーローンを利用する時に必要な情報です。意外と忘れやすいため、暗証番号はメモしておきましょう。
契約完了後、ローンカードが届く前に急ぎで借りたい方であれば、「振込融資」を依頼できます。
「お借入希望額」の欄に振込融資希望額を入力しましょう。

ローンカードは手元に届くまで1週間程度かかるため、急ぎで融資を希望する場合は振込融資の依頼は必須です。
振込融資を希望しない場合は入力不要です。

振込融資希望額は先ほど選択した利用限度額内の金額となります。
あとは申込内容の確認、申込ボタンを押せば、申し込みは完了です。
申込内容に間違いがあった場合は面倒ですが、審査に影響するため、入力し直しましょう。

申し込みから審査結果が出るまでの流れ
申込完了後に表示される画面には今後の手順が紹介されます。

まず注意しておきたいのが、審査結果は申し込み時に入力したメールに届きます。申し込みした後は迷惑メールフォルダなどもチェックしておきましょう。
申し込みが完了した後、まもなく「受付完了メール」が届きます。


楽天会員の場合、登録しているメールアドレスが自動入力されます。普段使っていないメールアドレスの場合、見逃す可能性もあるので、しっかり確認しておきましょう。
楽天銀行スーパーローンの審査時間について
楽天銀行スーパーローンに申し込みしてから、仮審査の結果が出るまで、ちょうど24時間。
以下、審査結果がメールで送られてきました。

審査落ちした場合はこのようなメールが届きます。
銀行カードローンは審査は最長で14日間程度かかる場合もありますが、楽天銀行スーパーローンの仮審査は結果が出るまで非常に早いといえます。
予想していたよりも楽天銀行スーパーローンの審査は早く、申し込み受付完了メールから審査結果が出たメールまでの時間経過は以下の通りです。
メール件名 | メール受信時間 |
---|---|
【楽天銀行】スーパーローンをお申込いただいたお客さまへ | 12時15分 |
【楽天銀行】楽天銀行スーパーローン審査結果のご連絡 | 12時26分 |

メールの受信時間を見ての通り、審査の結果が出るまで約24時間であることがわかります。

画像のメール受信日時は「今日」となっていますが、これは申込した日、審査回答メールを受け取った日の画面キャプチャを取ったためです。
楽天銀行スーパーローンの審査は利用限度額別に難易度が変わる?
実際に楽天銀行スーパーローンに申し込みした時に入力項目で目を引いたのが、利用限度額別に審査を行うという部分です。
ローン全般に言えることですが、低金利で利用するほうが審査は厳しくなります。つまり、金利と審査難易度は関係しています。

楽天銀行スーパーローンの場合、利用限度額の入力項目はデフォルトで選ばれている条件は「800万円」「年1.9%~4.5%」。
この条件では最も審査が厳しく、審査落ちする可能性が高くなり、できるだけ利用限度額は少なく、金利が高い条件(限度額50万円・金利が年14.5%)で申し込むほうが審査落ちしにくいと考えました。
楽天銀行スーパーローンの場合、利用限度額の希望額で審査を行うとすれば、限度額50万円であれば、審査に通っていた人でも、限度額800万円の審査を受けてしまうことで、審査落ちになる可能性があると推測しました。

審査に自信がないという方は最小枠の50万円で契約し、増額が必要ならまた増額審査を受けましょう。
楽天会員であれば審査が優遇される場合がある
楽天銀行スーパーローンは楽天会員の場合、審査優遇されると公式サイトで紹介されています。
楽天会員ランクに応じて審査優遇!*
引用元:楽天銀行スーパーローン公式サイトより
楽天グループならではの特徴として、楽天会員ランクに応じて審査の優遇がございます!
※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。
楽天会員のランクは楽天ポイントの利用回数と獲得ポイント数で決まり、5つのランクに分かれています。
会員ランク | ランクアップ条件 |
---|---|
ダイヤモンドランク | 去6ヶ月で4,000ポイント以上、 かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有 |
プラチナランク | 過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得 |
ゴールドランク | 過去6ヶ月で700ポイント以上、かつ7回以上ポイントを獲得 |
シルバーランク | 過去6ヶ月で200ポイント以上、かつ2回以上ポイントを獲得 |
レギュラーランク | ポイント対象の楽天サービスご利用で、ポイントを獲得 |
ランクアップした後に会員ランクをキープするにはランクアップ条件と同様となります。
つまり、普段から楽天市場他、楽天サービスを利用している人であれば、ゴールドランク以上である可能性があります。
管理人が申し込みした時の楽天会員ランクは1回目はプラチナランク、2回目は「ゴールドランク」でしたが審査に落ちました。

公式サイトでも全ての会員が優遇を受けられないと記載されていましたが、今回の申し込みでは審査優遇はされませんでした。
また、管理人は楽天カードも所有していましたが、審査に通りませんでした。
利用限度額50万円で申し込みするも審査落ちした
限度額800万円で審査落ちした経験から、今度は利用限度額50万円で申し込みしましたが、それでも審査に落ちました。

1回目に申し込みした時と同様、仮審査で審査落ちしました。

楽天銀行スーパーローンの審査落ちしてわかった審査基準について
2度、審査落ちした経験から、楽天銀行スーパーローンにおける審査通過基準が見えてきました。
楽天銀行スーパーローンの審査に落ちた理由をいくつか挙げてみます。
- 年収の2分の1を超える利用限度額で申し込みをしたため
- 他社カードローンの借入枠があるため、新規融資が過剰融資と判断された
- 管理人が自営業者(個人事業主)であったため
利用限度額を800万円で申し込み1回目の申し込みの時は、審査に落ちることは想定していました。
なぜなら、申し込み画面で入力した年収は「400万円」。
銀行カードローンの融資においては年収の2分の1、もしくは3分の1以下までと言われています。年収からすれば、ギリギリ借り入れ可能な範囲であるため、審査に通らない可能性は高いと予想していました。
また、管理人の考えとして、限度額800万円は難しくても、限度額50万円であれば、融資してくれると考えていましたが結果、仮審査で落ちてしまいました。
これは大手消費者金融に借入希望額を50万円で申し込みした時、「限度額が30万円であれば契約できる」と提案されたことがあったためです。
また、2回目の申し込みでは限度額を50万円に設定し申し込みしましたが、審査落ちしてしまいました。
このことから、審査に落ちた理由は「年収」以外にもあると考えました。

2回目の申し込みした時の管理人の年収は1回目に申し込み時よりも増えていましたが、審査に落とされました。
楽天銀行スーパーローンの審査に落ちた理由として考えられたのは、他社のカードローン(プロミスとSMBCモビット)で100万円の借り入れできる枠があったことです。
契約済の消費者金融 | 借入可能枠 |
---|---|
プロミス | 50万円 |
SMBCモビット | 50万円 |

プロミスとSMBCモビットから併せて100万円、借り入れできる状況であるのに、楽天銀行スーパーローンに申し込むことが、不自然と考えられてもおかしくはありません。
また、楽天銀行スーパーローンに利用限度額50万円で申し込みしても、プロミス、SMBCモビットの借入枠と合わせた場合でも、年収に対して2分の1は満たさない状況でしたが、これ以上の融資は「過剰融資」にあたると判断された可能性も考えられました。
楽天銀行スーパーローンは自営業者(個人事業主)でも申し込みできます。
ただ、自営業者の場合、申込条件にある「安定した収入がある」とは言い難く、公務員や会社員(正社員)よりも信用があるとはいえません。*
また、申し込みした時は自営業として開業してから2年未満であったことも審査落ちした理由として考えられます。
自営業者が資金調達する際に利用できる日本政策金融公庫でも、過去2年分の確定申告書の提出が促されますが、開業してから2年以上の実績は必要だった可能性もあります。
また銀行の住宅ローンの場合であれば、開業して3年以上であることを条件としている場合もあるため、信用が極めて低かったため、審査落ちしたと考えられます。
今回の検証で審査落ちした理由をまとめます。
- 他社の借入枠が残っていること
- 開業してから2年未満だったこと
融資を行うにはリスクがあると楽天銀行スーパーローンに判断されたと考えられます。
その他に考えられる審査落ちする理由
他に楽天銀行スーパーローンに落ちる理由も併せて紹介しておきます。
- 現在、収入がない(無職、失業中など)
- 他社、複数のローンから借りている
- 他社ローンの返済を踏み倒したことがある、延滞している
- 過去5年~10年以内に自己破産など債務整理を行っている
- 半年以内に複数のローンに申し込みして審査に落ちている
- 楽天カード(クレジットカード)の審査に落ちた
- 在籍確認が取れない場合
これらは一般的なカードローンでも審査落ちする理由に該当します。
前述しましたが、無職や失業中の場合、楽天銀行スーパーローンの申込条件である「安定した収入がある」と判断されないためです。
無職や失業中であることを隠して申し込みしても、確実に審査落ちと考えましょう。
既に他社ローンから借り入れしている場合、多重債務と判断される可能性があります。多重債務と判断されるのは3社以上から借り入れしている場合です。
仮に3社から借り入れしている金額が少ない場合でも、多重債務者と判断されます。
他社ローンの返済を延滞している、踏み倒している場合、審査時に紹介する信用情報に事故情報として登録された状態です。
信用情報に事故情報が登録されている場合、金融機関は新規融資は出来ません。
自己破産など債務整理を行なった場合、5〜10年間は信用情報に事故歴として登録されるため、審査落ちする可能性は極めて高くなります。
カードローンに申し込みした情報は半年間、信用情報に残ります。
半年以内に複数のローンを申し込んでいる場合、審査において貸し手側は貸し倒れのリスクなどから融資に対し、慎重になります。

半年以内、短期間に何度も申し込みしている状況は申込ブラックともいわれ、借金を借金で返済している自転車操業や多重債務に陥るリスクもあるため、審査に慎重になるケースがあります。
楽天銀行スーパーローンの審査、保証会社は楽天カード(株)が担当します。
そのため、楽天カードに申し込み、審査に落ちた場合、審査落ちした理由にもよりますが、再び楽天カードが保証できないと判断される可能性は高くなります。
保証会社は別にSMBCファイナンスサービス株式会社も担当しているため、審査に通過する可能性もありますが、自社以外の企業が審査を行うため、審査は厳しくなる可能性があります。
在籍確認は審査において重要であり、在籍確認が取れない場合は審査落ちします。
前述した通り、申込者宛に連絡、楽天銀行スーパーローン側も在籍確認が取れる方法を模索してくれます。
しかし、それでも在籍確認が取れない場合は「融資をお断りさせてもらう場合があります」と回答でした。

上記に一つでも該当する場合、楽天銀行スーパーローンの審査に落ちる可能性は高くなると考えましょう。