カードローンで借り入れを成功させる|申し込み前に注意すべきことや審査について

カードローンで借り入れを成功させるためには審査通過が絶対条件となります。

審査に通過するためには、申し込みの際に入力する情報や提出書類など、不備のないよう手続きすることはもちろん、申し込みした場合に契約(成約)まで至った方が多いカードローンを選ぶのもポイントです。

この記事ではカードローンで借り入れまで無事、済ますために必要な情報を申し込み時の注意点や審査から詳しく解説します。

本記事を読むことでわかること
  • 審査通過率から見る借り入れに成功しやすいカードローン
  • カードローン申込時の入力で注意すべきこと
  • 審査で重要となる在籍確認について
  • ご自身の年収から借り入れできる金額を知る

カードローンで借り入れを成功させるためには

カードローンで借り入れを成功させたいのであれば、申し込むカードローンの申込条件を満たしていることを大前提として、審査通過率の高いカードローンを選ぶことです。

カードローンは大きく分けて、銀行、信販会社、消費者金融です。これらの中で審査通過率が高いのは消費者金融です。

大手消費者金融の場合、審査通過率は月次データやマンスリーレポートで公表しています。

審査通過率とは

申し込みした人数に対し、契約に至った新規に契約(成約)された方の割合を数値化したデータです。

つまり、審査通過率が高いほうが、借り入れに成功した方が多いと言えます。

では公表されている大手消費者金融の審査通過率を見てみましょう。

消費者金融名審査通過率(成約率)
プロミス38.4%
アコム39.9%
アイフル41.0%
レイクALSA33.3%
2020年9月の審査通過率
情報参照元:
SMBCコンシューマーファイナンス 月次データアコム マンスリーレポートアイフル 月次データ新生銀行 四半期決算情報

審査通過率が高く、借り入れに成功しやすいカードローン

上記の審査通過率のデータからわかること、借り入れできた方が多い消費者金融はアイフルでした。

アイフル

アイフルは他の消費者金融とは違い、銀行等のグループ会社として属していないため、審査も自社独自の基準で行っていることから、審査通過率も高いカードローンです。今回の調査でもアイフルの審査通過率は41.0%、つまり10人に4人は借り入れに成功していることを示しています。

アイフルは20歳以上69歳以下の方で、安定した収入がある方であれば申し込みでき、パート、アルバイトの方でも利用できるカードローンです。またスマホアプリで申し込みから契約まで完結、カードレスで借り入れ、返済もできるなど、利便性にも長けたカードローンです。

借入限度額実質年率最短融資担保・保証人WEB契約完結
1~500万円年3.0~18.0%最短即日不要

アコム

今回の調査では審査通過率が次点だったアコムですが、平均して審査通過率が高い傾向があります。既にアイフルを利用している方であれば、このアコムも借り入れ先候補に入れてみるとよいでしょう。

アコムを利用できる方は20歳以上で安定した収入がある方であり、アイフル同様、パート、アルバイトの方も利用できます。また自動契約機や店舗数はアイフルを凌ぐため、借り入れや返済、ローン専用カードの発行などサービスも利用しやすいのも魅力です。

借入限度額実質年率最短融資担保・保証人WEB契約完結
1〜800万円年3.0~14.5%最短翌日不要
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合あり

カードローンの審査に通るためにおさえておきたいこと

審査通過率以外にも、カードローンの審査を通過する上で事前に確認、準備しておくことで、借り入れ成功率を上げることができます。

カードローンの審査に通る確率を上げるために知っておくべきこと
  • 申し込むカードローンの申込条件を満たしているか
  • カードローン利用時に必要な書類を用意しておく
  • カードローン申込時の情報は正確に入力、嘘はつかないこと
  • 他社から借り入れがある場合は虚偽の情報を伝えないこと
  • 在籍確認など審査に対する備え
  • 年収相応の借入希望額で申し込むこと

では、各々について詳しく解説します。

申し込むカードローンの申込条件を満たしているか

カードローンを利用する際には申込条件を満たしていることが大前提となります。

カードローンの申込条件
  • 安定した収入があること
  • 20歳以上であること

上記の条件はカードローン各社、利用する上で必須となり、条件を満たしていない方は全てのカードローンが利用できないと考えましょう。

では、これら条件について、もう少し詳しく見ていきましょう。

安定した収入があること

安定した収入とは毎月収入が見込める状態であり、公務員や正社員はもちろん、契約社員やパート、アルバイトをされている方、個人事業主も対象となります。

つまり、何らかの職に就いている方であれば、安定した収入があると見込まれます。

逆に安定した収入として認められない場合として、ギャンブル等による収入です。

また、無職の方、専業主婦の方の場合は収入がないと判断されるため、カードローンの利用は難しくなります。

専業主婦の方の場合は配偶者に収入があれば、配偶者貸付を利用した借り入れ(信販会社のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠など)や、銀行カードローンが利用できる場合があります。

20歳以上であること

カードローンを申し込む際には20歳以上であることも条件となります。つまり、未成年の方は利用できません。

また、何歳まで利用できるかはカードローンによって異なります。代表的なカードローン(銀行・消費者金融)の申し込みできる年齢を調べてみました。

業態カードローン名利用できる年齢
銀行三井住友銀行カードローン20歳以上69歳以下
銀行みずほ銀行カードローン20歳以上65歳以下
銀行三菱UFJ銀行カードローン バンクイック20歳以上64歳以下
銀行楽天銀行スーパーローン20歳以上62歳以下
(パート・アルバイト、専業主婦は60歳以下)
銀行オリックス銀行カードローン20歳以上68歳以下
消費者金融アイフル20歳以上
消費者金融アイフルプレミアムカードローン23歳以上59歳以下
消費者金融Sulali20歳以上
消費者金融レイクALSA20歳以上70歳以下
消費者金融アコム20歳以上
消費者金融プロミス20歳以上69歳以下
消費者金融SMBCモビット20歳以上69歳以下
消費者金融J.Score20歳以上満70歳
調査日:2021年3月

銀行カードローンよりも消費者金融のカードローンのほうが利用できる年齢は高く、特にレイクALSAであれば、70歳の方まで利用できることがわかります。

安定した収入があること、そして申し込みできる年齢か?利用する予定のカードローンで必ず確認しましょう。

カードローン利用時に必要な書類を用意しておく

カードローンを利用する場合、主に審査、契約前に提出が必要となる書類があり、大きくは以下の2つです。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書

本人確認書類は運転免許証など、申し込みした方が本人であるかを確認するため、必ず提出が必要となります。

収入証明書は源泉徴収票に代表され、必ず提出しなければならない書類ではありません。例えば、50万円以下の借り入れを希望している場合であれば、基本提出不要です。

しかし、50万円以上の借り入れを希望する場合や、他社カードローンなどから既に借り入れしている方で新規借入希望額と合わせ、100万円を超える場合も収入証明書の提出が必要となる場合があります。また審査の結果によっては提出が必要となる場合もあります。

では、本人確認書類、収入証明書について、詳しく解説します。

本人確認書類として認められる書類

本人確認書類として認められる書類を見ていきましょう。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード*
  • 住民票
  • 在留カード・特別永住者証明書(外国籍の方)

※個人番号(マイナンバー)が見えないよう隠して提出すること

これら本人確認書類は顔写真、そして現住所が確認できることが重要です。

運転免許証、パスポートなど、顔写真と現住所も確認できる場合は一点の提出で済む場合もあれば、2点提出が必要な場合もあります。

ただし、パスポートは2020年3月4日以降に発行されたものは現住所の記載がなくなっているため、別途、現住所が確認できる書類*が必要となる場合があります。

※パスポート+住民票など

また上記にある本人確認書類に記載される住所が、現在住んでいる住所と異なる場合は、ガスや水道、電力会社などの公共料金の領収書や、納税証明書などを併せて提出が必要となります。

提出できる本人確認書類を揃っているか?申し込み前に確認しておくとよいでしょう。

本人確認書類の提出は利用するカードローンで異なりますが、大手消費者金融などの場合、スマホアプリやインターネット経由で提出できます。

スマホから提出する場合、アプリを起動、そのままスマホのカメラで本人確認書類を撮影し提出できるカードローンもあります。

収入証明書として認められる書類

収入証明書の提出が必要となる場合は前述した通り、以下の場合です。

  • 50万円を超える借り入れを希望する場合
  • 新規借り入れと他社借り入れ合わせ、100万円を超える場合
  • 審査で提出が必要となった場合

では収入証明書として認められる書類を見ていきましょう。

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 確定申告書
  • 所得(課税)証明書
  • 税額通知書

いずれも最新のものを提出します。提出方法は本人確認書類同様、スマホアプリやインターネット経由で提出できる場合もあります。

収入証明書は会社勤めの方は源泉徴収票、もしくは給与明細書*であれば、直近2ヶ月分、もし賞与のある方は賞与明細書1年分の提出となる場合がほとんどです。

※給与明細書はExcel等で作られた物は認められない場合があります。

個人事業主の方であれば、税務署等に提出した確定申告書の提出となります。

他、収入証明書として認められる所得(課税)証明書は、市役所や役場などで発行できる書類であるため、取得手続きと費用が必要となります。

収入証明書は審査で求められる以外、必要となる方のみの提出となるため、ご自身の借り入れが提出しなければならないと判断できる場合、事前に用意しておきましょう。

カードローン申込時の情報は正確に入力、嘘はつかないこと

カードローンに申し込む際、便利なのはパソコンやスマホから申し込む、インターネット申込(WEB申込)です。

インターネット申し込みの場合、名前や住所、勤務先情報や他社からの借り入れ状況などを入力していきますが、入力する情報は虚偽なく、正確に入力しなければなりません。

虚偽(嘘)の情報を入力しても、審査で発覚する可能性も高く、その結果、審査に落とされる場合があります。

では、どのような項目を申し込み時に入力するのか、見てみましょう。

カードローンに申し込む時に入力する情報

カードローンに申し込みする時に入力する情報について、プロミスを例に見てみましょう。

  • 申込者の情報
  • 自宅情報
  • 勤務先情報
  • 他社からの借入状況(借入金額)
  • 契約方法他

申込者の情報は氏名、住所や電話番号などを入力します。

自宅情報は今お住まいの家が賃貸マンションか持ち家か?などを入力していくため、入力する内容でわからないケースは少ないでしょう。

しかし、勤務先情報や他社からの借入状況といった情報は、正確な情報がわからない場合があります。

では、勤務先情報、他社からの借入状況はどのようなことが聞かれるのか、見ていきましょう。

勤務先の情報

勤務先情報は住所、電話番号だけでなく、従業員数、業種や職種など聞かれます。

例えば、プロミスであれば、以下の情報を入力が必要となります。

  • 勤務先名
  • 郵便番号
  • 勤務先住所
  • 所属部署
  • 電話番号
  • 社員数
  • 最終学歴
  • 入社年月日
  • 税込年収
  • 健康保険証の種類
  • 業種
  • 職種

どの情報も正確に入力することは大前提として、勤務先の電話番号は申し込み後に行われる、在籍確認の審査で使われる(カードローン会社から電話がかかってくる)ため、間違えはないか?しっかり確認しましょう。

またこれらの項目の中で把握していないケースとして多いのが、入社年月日や税込年収です。

入社年月日は健康保険証(社保等の場合であれば)の「資格取得日」が入社年月日となります。

税込年収は税金や社会保険料が引かれる前の収入であり、源泉徴収票を受け取っている方であれば、記載されている「支払金額」を見れば把握できます。

間違えてしまうケースとして、手取り年収を税込み年収と記載してしまう場合です。手取り年収とは異なりますので注意しましょう。

もし、わからない情報がある場合、適当に入力するのではなく、面倒ではありますが事前に調べて入力しましょう。

勤務先情報の他、申し込み時にわかりにくい入力項目として挙げられるのが「他社から借入状況」です。では、詳しく解説します。

他社から借り入れがある場合は虚偽の情報を伝えないこと

申し込みの際に入力(申告)必須となるのが「他社からの借入状況」です。

もし、他のカードローン会社からも借り入れしている場合であれば、何社からいくら借り入れしているのかを一万円単位で入力が必要となる場合があります*。

※一社あたり、いくら借り入れしているかを聞かれる場合や、合計借入額で申告する場合などカードローン会社で異なります。

他社借入を隠しても信用情報を照会されるためバレる

他社からの借り入れを隠しても必ずバレます。これは審査時に必ず、信用情報機関の信用情報を照会するためです。

信用情報を照会することで、他社からの借り入れ状況以外にも、どこと契約しているのか?入金(返済)状況はどうか?など、他社の利用状況を把握できます。

CICの信用情報

他社から借り入れはどのくらい借りているのか? 把握できていない状況は、貸し手側(カードローン会社)からは「お金の管理ができていない」と判断される可能性もあります。

審査に悪影響を与えないためにも、きちんと把握し、正直に伝えましょう。

ちなみに信用情報はご自身で取り寄せ、確認できます(開示請求)。信用情報はCICとJICCはインターネットから開示請求可能、全国銀行個人信用情報センターは郵送での依頼となります。

信用情報機関と信用情報については次項で詳しく解説します。

在籍確認など審査に対する備え

カードローンでは審査は必ず行われ、審査に通過しなければ、借り入れはおろか、契約もできません。

審査は仮審査、本審査の2段階で行われる場合が多く、仮審査に通過しなければ、本人審査に進めません。

申し込みから契約までの流れ
  • Step1
    申し込み
  • Step2
    仮審査

    申込時の情報から信用情報機関に保管されている信用情報他から審査が行われます。

  • Step3
    本審査

    勤務先へ電話にて在籍確認が行われます。また本人確認書類の提出他、最終的な審査が行われます。

  • Step4
    契約

では、仮審査と本審査では何を審査されるのか解説します。

仮審査は信用情報機関のデータを元に行われる

仮審査では信用情報機関に登録されている信用情報を照会、申込情報と照らし合わせながら審査が行われます。信用情報を照会される信用情報機関は以下、3つです。

  • CIC
  • JICC
  • 全国銀行個人信用情報センター

CIC、JICCでは主に消費者金融やクレジットカードの契約情報や利用状況が登録されており、全国銀行個人信用情報センターは銀行のローン情報などが登録されています。

この信用情報を照会することで、前述した他社借入状況の確認以外に、過去に金融事故を起こしてないか?などもチェックされます。

例えば、CICの信用情報であれば、返済の遅れ*による事故情報は「異動」、債務整理(自己破産)は「法定免責」と記載されます。

※返済日から61日以上、または3ヶ月以上支払いが遅れた場合

異動、法定免責はCICの信用情報「26.返済状況」「31.終了状況」に登録されます

金融事故に該当する事由としては、自己破産など債務整理した場合や過去の借り入れを踏み倒している、また返済を滞納している場合などであり、事故情報として信用情報に登録されます。

信用情報に事故情報として登録されている場合、この仮審査で審査に落とされる可能性が極めて高くなります。

また、既に複数のカードローン会社から借り入れしている、例えば、3社以上から既に借り入れしている場合、多重債務に陥っていると判断され、審査に落とされる可能性もあります。

本審査は在籍確認他、様々な項目から厳正にチェックされる

本審査に進みますと、在籍確認が行われ、本人確認書類の提出も含め、より厳正に審査が進められていきます。

在籍確認は重要な審査項目の一つであり、カードローンの審査において必ず行われます。

在籍確認は本審査で行われることが多く、申し込みした時に入力する勤務先で働いているかを確認するためのものであり、これは申込条件にある「安定した収入」があるかを判断するために行われます。

在籍確認はどのように行われるのか

在籍確認の確認方法として、申し込みしたカードローン会社から勤務先へ電話をかけ、申し込みしてきた本人が会社に在籍しているのかを確認します。

通常、カードローン会社は会社名を名乗らず、担当者の個人名で勤務先へ電話をかけます。

勤務先に電話がかかってきた時、申し込みした本人が電話に出た場合は問題なく、在籍を確認できます。

もし、申し込みした本人以外の方が電話に出たとしても、在籍していることが確認できるやり取りが行われれば、在籍確認は取れます。

例えば、「○○(申込者の名前)はただいま席を外しております」「少々お待ちください」など、会社に在籍していると判断できるやり取りです。

在籍確認が取れないケースとしては「個人情報となりますのでお答えできません」など、在籍を確認できない場合です。

また、在籍確認が取れないからといって、即審査に落とされるのではなく、在籍確認が取れない場合は申し込みした本人に連絡が入れてくれるカードローン会社もあります。

ただし、借り入れを成功させるためであれば、在籍確認は問題なく済ませておきたいため、社外からの電話に対し、取り次ぐのが難しい会社であれば、事前にご自身宛に電話があることを伝えておきましょう。

もしくは、カードローン会社によっては、電話以外で在籍確認を行ってくれる場合もあるため、カードローン会社に電話での在籍確認が難しいことを伝えておくのも一つです。

在籍確認に不安があるならSMBCモビットのWEB完結を利用するのも一つ

在籍確認の電話連絡に不安がある方なら、SMBCモビットのWEB完結を利用するのも一つです。WEB完結であれば、勤務先へ電話連絡が基本ありません(審査結果によっては必要な場合もあります)。

SMBCモビットのWEB完結を利用条件
  • 20歳以上69歳以下の方で毎月定期収入のある方
  • 健康保険証(社会保険証 or 組合保険証)を持っている方
  • 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている方
  • 本人確認書類(運転免許証、もしくはパスポートのいずれか)を提出できる方
  • 給与明細書(直近1ヶ月分)を用意できる方

上記、利用条件を満たしている方であれば、WEB完結は利用できます。

借入限度額実質年率最短融資担保・保証人WEB契約完結
800万円まで年3.0~18.0%最短即日*不要
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合あり

年収相応の借入希望額で申し込むこと

カードローンにおいて、借り入れを希望する金額が借りられるかは申し込みする方の年収が影響し、年収は前述した「収入証明書」で確認されます。

借り入れできる金額と年収の関係について、見ていきましょう。

消費者金融の場合は年収の3分の1以下までしか借り入れできない

消費者金融の場合、総量規制により年収の3分の1以上の貸付はできません。

新たな貸付けにより借入残高が、年収の3分の1を超える場合に、原則として返済能力を超えるものとして禁止されるのが、いわゆる総量規制です。

引用元:日本貸金業協会 お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)
年収60万円の人がいくらまで借りられるか?20万円以下の借入なら可能であることを図解で説明

総量規制の対象となる借り入れは貸金業者(消費者金融や信販会社のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠)から借りた分となり、銀行からの借り入れは含まれません。

年収300万円の方が他社借入している場合
消費者金融
A社
消費者金融
B社
銀行カードローン
C社
総量規制の対象
30万円60万円50万円対象にならない
40万円70万円0円対象となる
0円20万円100万円対象にならない

新たな借り入れが年収の3分の1を超えるかは、貸し手側(カードローン会社など)が信用情報を照会し、把握します。つまり、他社からの借り入れを隠すことはできません。

消費者金融から新たに借り入れする場合、他の貸金業者からいくら借りているかをご自身でも把握し、申し込み時は年収の3分の1以上、借り入れを希望しないようにしましょう。

前述しましたが、50万円を超える借り入れを希望する場合は収入証明書の提出が必要となります。

銀行カードローンも年収に対して融資が制限される場合がある

銀行カードローンからの借り入れは総量規制の対象外となるため、年収の3分の1以上でも融資はできますが、2017年以降は過剰融資防止のため、銀行各自で年収に対し、融資を制限している場合があります。

全国銀行協会 銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ

各会員銀行は、消費者向け貸付けに際し、利用者利便と顧客保護の両面に十分配慮し、消費者向け貸付けがお客さまにとって過剰な借り入れとならないよう、例えば以下の点に留意するとともに、各行がそれぞれの事情に応じた創意工夫によって、健全な消費者金融市場の形成に向けた審査態勢等を構築するよう努める。

引用元:全国銀行協会 銀行カードローンに関する全銀協の取組みについて

銀行カードローンの過剰融資問題は新聞他、メディアでも取り上げられました。

では、代表的なメガバンク、ネットバンクにおける年収が融資額にどう影響するのか?電話にて調査を行いました。

銀行カードローン名年収に対する規制
三井住友銀行カードローン特になし
あくまで審査次第で年収に対する制限は設けていない
みずほ銀行カードローン3分の1を目安に融資
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック特になし
あくまで審査次第で年収に対する制限は設けていない
りそな銀行カードローン特になし
返済できる安定した収入があるかを審査で判断し融資する
楽天銀行スーパーローン特になし
あくまで審査次第で年収に対する制限は設けていない
ただし、過剰融資にあたるかは要審査
じぶん銀行カードローン特になし
ただし、年収の2分の1を超える融資は要審査
調査日:2021年4月

年収に対し、融資制限があると答えてくれたのは「みずほ銀行カードローン」であり、他の銀行カードローンは年収に対する制限は設けていないとのことでした。

ただし、楽天銀行スーパーローンの回答にあったように、過剰融資に対しては慎重に判断する傾向が見られた他、3社以上から借り入れしている場合は多重債務者であると、融資は難しくなるとのことでした。

また、じぶん銀行カードローンであれば、公式サイトにある「カードローンお借入診断」でシミュレーションしたところ、年収の2分の1を超える融資の場合は「借入可能かの判断はできない」と結果がでました。

つまり、年収の2分の1を超える借り入れは審査に通過する確率が下がる可能性が高いと考えられます。

銀行カードローンの場合は年収で融資を制限されることはないとしつつも、既に他社借り入れのある方であれば、借り入れ件数を減らすか、もしくは借り換えを目的に申し込むのも一つでしょう。

今回、電話調査したメガバンク、ネットバンクのカードローンは借り換えに利用できると回答をいただきました。他社からの借り入れがある方は申し込み時、借り換え希望であることを伝え、申し込みしましょう。

利用限度額別に審査を受けられるカードローンもある

申し込みする時、利用限度額別に審査を申し込めるカードローンもあります。

例えば、楽天銀行スーパーローンの場合、申し込み時に利用限度額別に審査を受けることができます。

希望の利用限度額で審査を申し込む旨が申込画面で記載されています

50万円を超える場合は審査で収入証明書の提出が必要となる他、利用限度額が高くなればなるほど、審査は厳しくなります。

希望する利用限度額はなるべく下げて申し込みするほうが、審査に落とされる可能性は下がるため、最も低い利用限度額で申し込みするのも一つです。

最も低い利用限度額(50万円)で申し込みすることで審査に通る可能性は高くなります

ちなみに楽天銀行スーパーローンの場合、審査通過率は公表されていませんが、独自の審査基準で融資しており、楽天銀行の口座を持っている方でかつ楽天会員の方であれば、審査が優遇されるため、借り入れできる可能性も高くなります。

また、銀行カードローンでは珍しく、公式サイトでパート・アルバイトの方でも利用できると公表していることなど、融資に対しても積極な姿勢が見える銀行カードローンです。

楽天銀行スーパーローン
借入限度額実質年率最短融資担保・保証人WEB契約完結
最大800万円年1.9~14.5%最短翌日不要
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合あり