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OL兼ライブ配信で月収100万円。元グラドルが“飽き性”でも成功できた理由

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 SNSやスマホの普及に伴い、新たに生まれたインフルエンサーやYouTuberといった職業。ことYouTuberに至っては、芸能人などの参入に伴い、小学生男子が就きたい職業ランキングの上位に入るほど注目を集めている。

ライバー

OLしながらライバーとして活躍する佐藤美咲(みさみさ)さん

 そんななか、コロナ禍で急速に増えているのがライブ配信アプリを活用して収入を得る「ライバー」だ。際立ったスキルや撮影機材などは必要とせず、スマホ1つあれば気軽に始められるのが特徴で、トップライバーともなれば月収数十万~百万円以上という。今回は、OLとして働きながら副業ライバー「みさみさ」として活躍する佐藤美咲さんに、ライバーになったきっかけや安定的に稼げるようになった理由について話を聞いた。

女優やアイドル活動に勤しんだ学生時代

 もともとバンド活動やグラビアアイドルとして活躍していた彼女。「幼い頃から表舞台に立って自分を表現することが好きだったから」と話す。

「小学生の頃から中学2年まで舞台やミュージカルに子役として出演していました。当時は女優になりたいという願望よりも趣味のような感覚でやっていましたね。その後、たまたまミュージカルのオーディションを受けた時に、とあるプロデューサーに出会ったんです。『あなたはアイドルのほうが向いている』と誘いを受けたことで、アイドル活動を始めることになったんです

 舞台女優からアイドルへと転身したみさみささんだが、アイドルグループならではの人間関係に苦労したと当時を振り返る。

姫caratというアイドルグループを結成して活動していたんですが、中学3年生の頃ってちょうど思春期の真っ只中。結成当時のメンバーはそれこそ“ギスギスした女”の集まりで、お互いが仲悪い関係でした。ただ、途中でグループの方針がガールズバンドで歌とダンスをやるようになり、メンバーが入れ替わった時は仲良くやれていましたね」

アーティスト活動にやる気がなくなる

ライバー

 バンドアイドルという立ち位置で結成した「姫carat」はメジャーデビューを果たし、順風満帆なアイドル活動をスタートしたかに見えたが、人気が出ずに1年でフェードアウトすることに。その後もグループ名を「凸凹凸凹-ルリロリ-」に変え、フリーバンドとして都内のライブハウス中心活動を続けてきたが、5年間活動したのち、脱退を決意する。

「なんかアーティスト活動に対して、やる気がなくなってしまって。一人で活動したいと思うようになり、アイドルグループを辞めようと思ったんです」

 舞台女優、アイドルとやってきて、次はどんな活動をしようか考えていたとき、グラビアの話が舞い込んで興味を持ったという。

「SNSのフォロワーを増やしてインフルエンサーを目指そうにも、何かを発信することに苦手意識を持っていたんですが、グラビアなら“女性としての魅力”で勝負できるなと。昔からファンの人にくびれを褒められることが多かったので、思い切って挑戦しようと決めましたね」

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